- ライコネンはフェラーリチーム内でキミ･アレジと呼ばれてるらしい。
- 川井ちゃんは例の質問をハミルトンにしてくれるようにイギリスの記者に頼んでいた。しかし、いざ質問する時になって件の記者の腰が引けてきたので、仕方なく川井ちゃんが質問したとのこと。ハミルトンは冷静に受け答えしてはいたが、質問をぶつけられた直後の表情は一瞬こわばって見えた。それでも最後は「今年中に優勝するから心配しないでよ」と爽やかに締めくくるハミルトン。能力はまだわからないが、精神面においては近年のドライバーの中で随一だ。
- モナコでのマクラーレン･チームオーダー騒動は、ドライバー及びロン・デニス自身の
不用意な言葉足らずな発言が、レース展開や少し不可解なタイミングでのピットインといった要素と相まってさまざまな憶測を生んでしまったことによるものらしい。 - で、なんでマクラーレンが不可解なピット作戦を取らざるを得なかったか、ということをかなりの時間*1を割いて説明してくれた。今年からSCが導入されたらピットがクローズとなり給油できないルール*2となり、抜けない&SC導入の可能性が高いモナコだと、SCが導入されなければ2ストップが、SCが導入されれば1ストップが最も効率のいい作戦だった。その上2強（特にマクラーレン）の速さが圧倒的だったため、BMWは1ストップ作戦に賭けてあわよくば優勝を狙い、ホンダは2ストップだけど最初のステイントを長くして他車がピットインした際にポジションアップを図った。結果ホンダは1ストップ作戦で遅いBMWに引っかかりポイントを逃し、マクラーレンは圧倒的なギャップを築きながらもSCが導入されるとBMWに足元をすくわれる恐れがあるため、ハミルトンの優勝の可能性を犠牲にしても1-2体制を維持することに決めた。モナコという特殊なコースでは妥当な判断であり、2002年オーストリアGPで明らかに遅れていたMSを前に行かせたフェラーリのチームオーダーとは意味合いが違う。結局今年のSCルールがよくないという結論に*3。
- 西岡アナは川井ちゃんに結構的確なツッコミを入れていた。
