ドイツGPはPPハミルトンのスタートが決まらず、インから伸びてきたベッテルを牽制しにインに寄ると、3番手ウェーバーの前を阻むものがなくなってレッドブル2台に挟み込まれ先行を許す。
数周目の1コーナーでマッサがスピンして立ち往生、リタイア。サンダンデールのロゴの上で停まったことでスポンサーへの義理は果たしたか(笑)
9周目のウェーバーのピットインで、右リアタイヤが付いてないのにリリースしてタイヤが外れ、弾んだタイヤがカメラマンに当たるという事故が発生。カメラマンは複数箇所の骨折、打撲、脳震盪という重傷。ウェーバーのマシンはピットクルーの手で押し戻され、最後尾でレース復帰。
中盤、ビアンキのマシンから白煙。コース脇に停めてリタイアしたものの、坂の傾斜で無人のマシンがコースを横断して後退するというアクシデントを受けてSC導入。
各ドライバー毎に微妙にタイヤ戦略が異なったため、見た目では多少わかりにくいところはあったものの、レース終盤はベッテルライコネンの争い。ライコネンはしばらくグロージャンに抑えられた影響もあって届かず、ベッテルが母国初優勝。2位ライコネン、3位グロージャン、4位アロンソ、5位ハミルトン、6位バトン、7位ウェーバー、8位ペレス、9位ロズベルグ、10位ヒュルケンベルグまでがポイント。
今回はレッドブルロータスの速さが光った。フェラーリはあと一歩及ばなかった。。メルセデスは予選の速さがなくマクラーレンとバトル。マクラーレンはW入賞ながらも、コンストラクターズでは未だフォースインディアよりも下。