辛口F1評

きっこのブログ 冬の夜のF1話
 スーパーアグリと琢磨についてはほぼ同意見。亜久里氏はかつて「アズ・エフ」誌の総集編でチーム批評していたが、ろくな準備もできずに参戦したチームをボロカスにこき下ろしている。4年落ちのシャシーで走る前半戦はともかく後半巻き返せないようなら、かつて亜久里氏が発したのと同様の言葉がスーパーアグリに贈られることだろう。琢磨はドライバーとしての能力は(琢磨のコメントが全て事実であるなら)出走メンバー屈指のものなのかもしれないが、それは結果に結びつかない。“車を速く走らせる”ことは大好きだが“確実にポイントを稼ぐ”“トラブルなしで最後まで走りきる”ための努力をしようとしない*1のは中堅ドライバーとしては致命的。
 今のFニッポンについてはほとんど知らないので、この人が語るように琢磨よりも速いドライバーがゴロゴロしてるのかどうかはわからない。が才能はありながらF1に乗れなかった日本人ドライバーは星野一義以来大勢いるだろうからとやかく言っても仕方ない。
 「アンソニー・デビッドソンは、ホンダのテストドライバーから、サードドライバーへと格上げになった」*2「紳士のスポーツであるF1」*3っていう件はどうかなと・・・

*1:こんなことが許されるのはシューマッハや昨年のライコネンくらい?

*2:昨年BARが不振だったので金曜日に3台目の走行が可能になっただけで元々サードドライバーのはず。琢磨が病欠したマレーシアGPでは代役を務めている。

*3:車ぶつけてチャンピオン獲得、車ぶつけ損なって選手権除外など素敵な事例が枚挙に暇がない