イギリスGP

ハミルトンが母国GPで優勝。2位のボッタスがレース終盤にタイヤ交換してファステストラップポイントを獲得するかと思われたが、なんとファイナルラップでハミルトンが使い古したタイヤでボッタスのタイムを上回るという離れ業を演じた。

ハミルトンは観客席に近づくためコースをはみ出したり、マーシャルから受け取った英国旗を掲げたりしながらゆっくりとウイニングランしていた。

やらかしたのはベッテル。フェルスタッペンにオーバーテイクされた直後に順位を取り返そうとするも、マシンの制御を失ってフェルスタッペンに追突。ベッテルは10秒加算ペナルティとなった。レース後のパルクフェルメでベッテルはフェルスタッペンに謝罪して握手。遺恨は残ってないらしい。今年のベッテルは色々な意味で残念。

この接触のおかげでフェルスタッペンではなくルクレールが3位になれたのでフェラーリ的には良かったのかな?まあフェラーリはレース終盤に国際映像でディスられてた(レース終盤にルクレールが無線で「状況を教えてくれ」と呼びかけており、ドライバーが必要とする情報を担当エンジニアが説明してないことを世界に暴露された。解説の川井氏曰く「ドライバーに言わせちゃダメだよね」)ように、ベッテル同様精彩を欠く。

F1で最も歴史のあるフェラーリだが、チームとしての成熟度がメルセデスレッドブルとは雲泥の差。速いマシンや優秀なドライバーよりも先にチームの立て直しが必要じゃないかな。