スペインGPのオープニングラップ。PPハミルトンが好スタートながらも1コーナーで2番手スタートのロズベルグにアウトから抜かれ、3コーナー手前でロズベルグのインを突こうとする。当然ロズベルグはインを閉める。ハミルトンはグリーンに押し出されてコントロールを失い、回転しながらロズベルグにヒット。2台とも3コーナーを曲がりきれずコース外に進んでリタイア、SC導入となった。
タイトル連覇中のハミルトン、4連勝中のロズベルグの2人がいなくなったものの、レースとしては最強メルセデス不在の方が盛り上がるというのはなんとも皮肉。
スペインGPでアロンソがリタイアして現地の観客が盛り下がる中、優勝したのはトロロッソからの移籍初戦で史上最年少優勝を果たしたマックス・フェルスタッペン。パルクフェルメで喜びを爆発させているフェルスタッペンに近づいて握手することで、なんとか存在感をアピールしたアロンソ(笑)
前戦ロシアGPにて大失態をやらかしたクビアトと入れ替わる形でレッドブルに昇格したフェルスタッペン。たった1回のミスで降格させられたらドライバーが萎縮するとの批判が出ていたものの、この優勝によってレッドブルはドライバー交代を正当化することが出来た。多分クビアト以外の関係者にとって最高の結果になったのだろう。