- 2010年も鈴鹿が日本GPをやることになったらしい。10万人超の集客を見込めたり、富士と同等の開催権料を支払えるサーキットが他になかったということか。
- スタートは予想通りマクラーレンの2台が1-2。バリチェロが3番手キープしライコネンは悪くなかったものの4番手に甘んじる。後方ではグロックとブエミが接触。ブエミのフロントウイングが飛んだ。
- ウェーバーの「バトンのシケインカットはペナルティでは?」という無線が公開された後、8番手のバトンがウェーバーにポジションを譲った。ペナルティを受ける前に良い判断だったというのはレース回顧における小倉氏の評。
- ベッテルが1度目のピットイン直後に再度ピットイン。給油トラブルか。
- 1度目のピット作業でバリチェロが労せずして2番手に上がる。無線で「今日は勝ってもいいんだよね?」と尋ねるなど期するものがあったのか。
- ベッテルがP3を再現したかのようなトラブルでストップ。タイトル争いする上で痛いのはもちろんだが、6台目のエンジンに手をつけてそれが壊れたのだとしたら踏んだり蹴ったり。
- スタートでは数台を抜いてポジションアップするもスピンして台無し*1、同一周回のグロージャンにピットレーンでポジションを譲る、その際にラインを踏んでドライブスルーペナルティ、更にスピンといいところなしのバドエル。スペインのメディアじゃないけどジェネの方が良かったのでは。連戦なのでスパには出るだろうけど、モンツァでは別の人が乗ってるかも。
- ハミルトンが2度目のピットインした際、タイヤが準備できていなかったというマクラーレンとは思えないミス*2。バリチェロは無難にピット作業をこなして逆転。
- 一貴の左リアタイヤがパンク。不運が続く。接触が何度もあったので破片を拾ったのかもしれない。
- ウェーバーが2度目のピットイン後9番手で復帰。ブラウンにとって理想的な展開。
- 残り3周でグロックがファステストラップを記録。予選よりも速い(笑)てかなぜそれが予選で出せない。
- 5年ぶりの優勝となったバリチェロ。ウェーバーに次いで泣いてた。パルクフェルメではヘルメットに書かれたマッサへのメッセージをアピール。その後入ってきたマクラーレンに轢かれかけたりペットボトルの水を浴びたりその模様を撮っていたカメラにキスしたり表彰台でおどけたり勝てたレースを取りこぼしてやや憮然としていたハミルトンに空気を読まず話しかけたり1位の表彰台にキスしたのはご愛敬か。
- 2位以下はハミルトン、ライコネン、コバライネン、ロズベルグ、アロンソ、バトン、クビサまでが入賞。ウェーバーは9位でポイント獲得ならず。
- ポイントランキングはバトン(72p)、バリチェロ(54p)、ウェーバー(51.5p)、ベッテル(47p)、ロズベルグ(29.5p)、ハミルトン(27p)、ライコネン(24p)。バリチェロは3p以上ずつ詰めればタイトル獲得の可能性がある。レッドブル勢は4p以上ずつ詰めなければならず5位以下は許されない状況。バトンはとにかく入賞を続け、ロズベルグ以下のドライバーが上位入賞を果たして混戦になってくれればタイトルが転がり込む*3。