1 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ B 1h23'54"848 215.852 Km/h
2 9 バトン BAR・ホンダ M + 0'08"388 215.493 Km/h
3 8 アロンソ ルノー M + 0'16"351 215.153 Km/h
4 5 クルサード マクラーレン・メルセデス M + 0'19"231 215.031 Km/h
5 3 モントーヤ ウィリアムズ・BMW M + 0'23"055 214.868 Km/h
6 14 ウェバー ジャガー M + 0'41"108 214.104 Km/h
7 4 ピッツォニア ウィリアムズ・BMW M + 0'41"956 214.068 Km/h
8 10 佐藤琢磨 BAR・ホンダ M + 0'46"842 213.862 Km/h
9 11 フィジケラ ザウバー・ペトロナス B + 1'07"102 213.013 Km/h
10 15 クリエン ジャガー M + 1'08"578 212.952 Km/h
11 7 トゥルーリ ルノー M + 1'10"258 212.881 Km/h
12 2 バリチェロ フェラーリ B + 1'13"252 212.757 Km/h
13 12 マッサ ザウバー・ペトロナス B 1 lap(s)
14 17 パニス トヨタ M 1 lap(s)
15 19 パンターノ ジョーダン・フォード B 3 lap(s)
16 21 バウムガルトナー ミナルディ・コスワース B 4 lap(s)
17 20 ブルーニ ミナルディ・コスワース B 4 lap(s)
18 18 ハイドフェルド ジョーダン・フォード B 24 lap(s)
19 16 ダ・マッタ トヨタ M 28 lap(s)
20 6 ライコネン マクラーレン・メルセデス M 53 lap(s)
意外なことにようやく3勝目なのだとか。
これでMSは今期12戦11勝、ルノーの二人のドライバーズタイトル獲得の可能性が消え、残るはMS、バリチェロ、バトンの3人となってしまった。コンストラクターズではBARが脱落しフェラーリとルノーの一騎打ち。といってもフェラーリはあと9ポイント獲得すればコンストラクターズでの優勝も決まる。ルノーの2台は次戦ハンガリーGPにて最低でも4,5位で入賞しなければならない。
いずれにしても、今期ここまで完璧な仕事をしているフェラーリが2台そろってリタイアすることを前提とした計算なので、MSとフェラーリが負けることはないだろう。
フェラーリの2台は対照的。何のミス、トラブルもなかったMSに対し、バリチェロはオープニングラップでクルサードにヒットしてしまい2ストップ作戦を台無しにする。今回の接触は、数戦前バリチェロが「アマチュア」と評したドライバーの役回りを自ら演じることに。でもバリチェロの方が下手だったかもね。
BARはまたもやトラブルに苦しむ。バトンはヘルメット、琢磨はHANSに異常があり後半まともに走れなかったらしい。よくもまあ毎回毎回違うトラブルが発生するものだ。それでも車関連のアクシデントではないだけにチームは楽観しているようだ。
ルノーの2台は相変わらずとんでもないスタート。あのスタート力があるのならミシュランからブリヂストンにスイッチした方がいいんじゃないか?
マクラーレンの2台は引き続きよかった。ただ、ドライバーの二人にはどうしようもない不運が襲う。好スタートのルノーを押さえ込んだライコネンはリアウイングが吹き飛ぶというとんでもないアクシデントでリタイア。それさえなければさぞかしMSを脅かしたことだろう。クルサードはバリチェロにヒットされたことが響いた。
ウィリアムズは完全に復調したマクラーレンに喰われている。ドライバー二人の離脱確定、RSの欠場、チーム内でのゴタゴタなどなどネガティブ要素満載。来年モードか?
ジャガーは「あんまりよくないマシンをウェーバーが速く走らせている」のか「そこそこいいマシンをクリエンが遅く走らせている」のいずれだろうか?
よほど車が改善されない限り、来期はウェーバークラスのドライバーを二人確保しないとお話にならない。
ザウバーはタイヤ頼み。ここまでレースパフォーマンスでミシュランよりもブリヂストンが優位だったが、ドイツではミシュランがかなり迫ってきていたらしい。そうなるとお得意の他チーム-1ピットストップ作戦は不発。
結局トヨタのニュースペックってのは何だったんだろう。フォーメーションラップを1週増やしにきただけか。
12位までが同一周回。マッサとパニスが1週遅れ。
それよりも2週遅れたパンターノ。パンターノよりも更に1週遅れたミナルディの2台。がんばってね・・・