日本GP

予選

1 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ B 1'33"542 223.485 Km/h
2 4 ラルフ・シューマッハ ウィリアムズ・BMW M 1'34"032 + 0'00"490
3 14 ウェバー ジャガー M 1'34"571 + 0'01"029
4 10 佐藤琢磨 BAR・ホンダ M 1'34"897 + 0'01"355
5 9 バトン BAR・ホンダ M 1'35"157 + 0'01"615
6 16 トゥルーリ トヨタ M 1'35"213 + 0'01"671
7 11 フィジケラ ザウバーペトロナス B 1'36"136 + 0'02"594
8 5 クルサード マクラーレンメルセデス M 1'36"156 + 0'02"614
9 7 ビルヌーブ ルノー M 1'36"274 + 0'02"732
10 17 パニス トヨタ M 1'36"420 + 0'02"878
11 8 アロンソ ルノー M 1'36"663 + 0'03"121
12 6 ライコネン マクラーレンメルセデス M 1'36"820 + 0'03"278
13 3 モントーヤ ウィリアムズ・BMW M 1'37"653 + 0'04"111
14 15 クリエン ジャガー M 1'38"258 + 0'04"716
15 2 バリチェロ フェラーリ B 1'38"637 + 0'05"095
16 18 ハイドフェルド ジョーダン・フォード B 1'41"953 + 0'08"411
17 19 グロック ジョーダン・フォード B 1'43"533 + 0'09"991
18 20 ブルーニ ミナルディコスワース B 1'48"069 + 0'14"527
19 12 マッサ ザウバーペトロナス B No Time  
20 21 バウムガルトナー ミナルディコスワース B No Time  

決勝

1 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ B 1h24'26"985 218.525 Km/h
2 4 ラルフ・シューマッハ ウィリアムズ・BMW M + 0'14"008 217.923 Km/h
3 9 バトン BAR・ホンダ M + 0'19"662 217.680 Km/h
4 10 佐藤琢磨 BAR・ホンダ M + 0'31"781 217.163 Km/h
5 8 アロンソ ルノー M + 0'37"767 216.908 Km/h
6 6 ライコネン マクラーレンメルセデス M + 0'39"302 216.843 Km/h
7 3 モントーヤ ウィリアムズ・BMW M + 0'55"347 216.164 Km/h
8 11 フィジケラ ザウバーペトロナス B + 0'56"276 216.125 Km/h
9 12 マッサ ザウバーペトロナス B + 1'29"656 214.726 Km/h
10 7 ビルヌーブ ルノー M 1 lap  
11 16 トゥルーリ トヨタ M 1 lap  
12 15 クリエン ジャガー M 1 lap  
13 18 ハイドフェルド ジョーダン・フォード B 1 lap  
14 17 パニス トヨタ M 2 lap  
15 19 グロック ジョーダン・フォード B 2 lap  
16 20 ブルーニ ミナルディコスワース B 3 lap  
17 21 バウムガルトナー ミナルディコスワース B 12 lap  
18 5 クルサード マクラーレンメルセデス M 15 lap  
19 2 バリチェロ フェラーリ B 15 lap  
20 14 ウェバー ジャガー M 33 lap  

 3番手のウェーバーがイマイチ、その後ろ5番手のバトンがすばらしいスタートでシューマッハ兄弟の後ろにつける。琢磨は4番手のまま。バトンは2ストップ、琢磨は3ストップだったため、スタートで勝負あったのかもしれない。琢磨は終盤しきりに首を気にしていた。「バーレーンで痛めた右肩が痛み出し、後半は思い切った走りが出来なかった」とのこと。
 クルサードは中国GPのラルフとの接触と同じような形でバリチェロ接触クルサードバリチェロ共にレーシングアクシデントだと語っているので、どちらかに非があるというものではなさそう。しかしクルサードは空回り気味。気持ちはわかるが・・・
 久々に見たヴィルヌーヴ渋滞。それでも1年前なら簡単には抜かせなかったが今年の鈴鹿ではあっさり前に行かれるシーンが目に付く。予選ではアロンソに遜色ない走りをみせたものの、決勝を戦うには土曜日の台風のおかげで時間が足りなかったようだ。ヴィルヌーヴ本人も準備不足を認めている。
 ミハエルは予選、決勝ともに完璧。終盤、周回遅れのザウバーをわざわざ前に行かせてまで確実に勝利を物にしようとしていた。ブリヂストンのために、という彼の思いのあらわれ。ラルフもピットストップ後トラフィックに引っかかってしまう不運はあったものの、全く危なげない走りで2位。
 フィジケラは予選でブリヂストン勢としてMS以外で唯一シングルグリッドを獲得、決勝もコースオフするミスはあったものの8位入賞。さすが日本大好きで鈴鹿の裏道を知っているだけのことはある(笑)
 ライコネンは6位。クルサード接触がなければいい線までいけたかもしれないが、これが今のマクラーレンの限界か。同じピット回数減の作戦でも、昨年なら優勝を狙えたというのに・・・
 トヨタ鈴鹿で巻き返すことはできなかった。トゥルーリの予選6番手が鈴鹿でのピーク。パニスのラストランを飾れなかった。2005年は強力なドライバーを擁し、優秀なメカニックが加入する(予定の)2006年はいよいよ言い訳のできない状況となるトヨタ。来季に向けての光明をブラジルで見出せるか?