- ハミルトンやスーティルが軽いのは予想通りだが、ブラウンやレッドブルとほぼ同じ重量で7番手のリウッツィに驚き。2年足らずのブランクはあまりハンデにならないらしい。テストやエンジン機数に制限のある現代F1ドライバーに必要なのは、ぶっつけ本番で結果を残せる能力ということか。
- スタートでライコネンがスーティルを交わす。ベッテルの挙動が不安定。ウェーバーはオープニングラップで姿を消した。ハミルトンは独走態勢。
- ここまで低調だったBMW勢が意外と健闘していた序盤。しかしクビサのフロントウイングの左側が壊れていて不安。縁石に乗り上げる度に揺れてパーツが今にも落ちそう。しばらく粘ったもののオレンジポールが振られて*1ピットインを余儀なくされた。、結局クビサはリタイア。
- 残り45周の時点で「このままだとハミルトン勝ちです」と川井ちゃんが随分気の早いコメント。そりゃそうだけどさあ、エンジン全開率の高いモンツァだから終盤何が起きるかわからない。
- ピットスタートだったアルグエルスアリがリタイア。
- 残り30周でリウッツィがリタイア。ギアボックストラブルか。
- 1ストップ作戦を採用したブラウン勢がハミルトンを上回った。川井ちゃん予想は外れそう。まあ川井ちゃんは開幕直後に「ハンガリーあたりでチャンピオンが決まる」とか言ってたように、分析は得意でも予想は先走り気味なので妥当なところ。
- 残り5周で一貴とトゥルーリが接触。トゥルーリは後ろにいたグロックに差を詰められ、しばらくサイドバイサイドで走ってコースアウト、ポジションを落とす。メルセデスエンジン勢とは対照的なトヨタエンジン勢。
- ファイナルラップでハミルトンが激しいクラッシュ。SC導入となったが実際に走ることはなくレースが終わった。
- バリチェロが連勝。バトン2位でブラウンがモナコ以来となる1-2。ハミルトンが消えて3位になったライコネンは4戦連続の表彰台。以下スーティル、アロンソ、コバライネン、ハイドフェルド、
- バリチェロはカメラにキスするのが好きだねえ(苦笑)
- タイトル争いはバトン(80p)、バリチェロ(66p)、ベッテル(54p)、ウェーバー(51.5p)の4人(実質的にブラウン勢の2人)に絞られた*2。レッドブルの2人は残り4戦で最低でも2勝はしないと苦しい。バリチェロは4pずつ詰めれば逆転できる。バトンはとにかくノーポイントのレースを避けること。