http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081120-00000510-sanspo-moto
【ロンドン１８日】Ｆ１管理会社のバーニー・エクレストン代表（７８）＝英国＝は、来季から各ＧＰの上位３選手に金・銀・銅メダルを与える可能性が高くなったと語った。英紙タイムズが１８日、報じた。優勝１０ポイント、２位８ポイント…という現行の得点制度をやめ、金メダルを最も多く獲得した選手を年間王者とする考えで、「国際自動車連盟や全チームの賛同を得ている」とも話した。
ニコの父親がどうコメントするのか興味深い。
F1日記のほうで暇なこと*1をやってみた結果、今までのF1でメダル制を採用すると、ハミルトンの他にケケ・ロズベルグ(1987)、ジョディ・シェクター(1979)、デニス・ハルム(1967)、ジョン・サーティース(1964)、マイク・ホーソーン(1958)が1度もチャンピオンになれなかったことになる。この6人は、勝利数が少ないながらもシーズンを通した安定感がチャンピオンに結びついたわけだ。メダル制採用はそういうコンスタントな走りをするドライバーをバッサリ切り捨てることにならないだろうか。
メダル制が採用されていたらチャンピオンになれない人がでる一方で、マッサのほかにスターリング・モスがチャンピオンになれたことになる。僅差のマッサはともかくモスは全11戦のうち4勝（チャンピオンのマイク・ホーソーンは1勝）とチャンピオンになれなかったのが不思議な成績だ。メダル制を導入するのなら50年前にしておくべきだったと思う。
ちなみにジム・クラークとナイジェル・マンセルはタイトル獲得数を2つ増やすことができる。セナは1つ。プロストは2つ増えて2つ減って増減なし。メダル制は速いけど安定感がないドライバーに有利かな。マッサやライコネンはもとよりJPMも復帰できれば活躍できるかもね（笑）
