トルコGP

  • 記者会見でのライコネンの予選が全てだったという一言に集約されたレース。
  • 奇数グリッドのフェラーリ勢が好スタートを決めハミルトンは3番手、4番手のアロンソは遅れた。レース展開そのものは単調で、ハミルトンのタイヤがバーストするという、ミシュランならともかくブリヂストンでは珍しいアクシデントがあったおかげでマッサ、ライコネンアロンソの3人が表彰台に上がった。4位ハイドフェルドで5位がハミルトン。表彰台の3人はいずれもハミルトンとの差を縮められたので満足していたように見えた。
  • 今更ながらハミルトンに驚愕したレースだった。アクシデントにより順位を落としながらも、その状況での最善を尽くした走りは素晴らしかった。初の母国GPで多大な期待を背負ったイギリスGPと予選で激しいクラッシュを演じたヨーロッパGPを除けばほとんどミスがない。ハミルトンがチャンピオンになれなかったとしても、プレッシャーが原因ということはないのかもしれない。