中国GP

 メルセデスが元ホンダらしいことをやらかしつつもシューマッハの好判断により比較的少ない罰金で済み、そんなミスを吹き飛ばすロズベルグの初優勝。予選後から続くロズベルグのドヤ顔が鼻についた印象に残った。メルセデスにとっても初優勝で、参戦継続への弾みとなるか、はたまた最後の花道となるか。
 可夢偉はスタートに失敗。予選順位が良い時は決勝の結果が悪いという往時の佐藤琢磨を観ているようだ。チームメイトのペレスを抜く際には露骨に幅寄せされる。元々可夢偉なんぞ敵ではないという発言を繰り返してきたペレスだが、遂に行動で示し始めた。気分は既にフェラーリドライバーか。
 解説の片山氏はロズベルグの父ケケが1982年にワールドチャンピオンになった際、優勝していない云々と言ってたが確か1勝しているはずで、相変わらずドライバー目線以外の解説はおぼつかない。