F1 ドイツGP

 完走9台のサバイバルレース。
 まずフレンツェンがスタートできず。ウェーバーも遅れる。フレンツェンはピットからスタートできたようだが序盤でリタイアする。デ・ラ・ロサウェーバー、マクニッシュ、バトン、ヴィルヌーヴとマシントラブルでリタイア。
 序盤ではJPMとライコネンのバトルが見物だった。サイドバイサイドで半周くらいだろうか、競り合ってヘアピンでJPMが前に出た。ライコネンはその後トラブルが出て左リアタイヤがバースト。
 ルノーの遅さも目立った。スタートでは成功して前に出たルノーの2台だが、スピードが出ずにトゥルーリの後には長蛇の列が出来ていた。後のマシンはヘアピンで前に出ていた。琢磨もヘアピンで何台か抜いていた。
 その後もトゥルーリパニス、ベルノルディとリタイアする。完走12台か、と思っていた頃、更にアーバインライコネンフィジケラらが止まる(完走扱い)

1 M・シューマッハ   フェラーリ        B 1:27’52.078
2 J−P・モントーヤ  ウィリアムズ・BMW   M   10.503遅れ
3 R・シューマッハ   ウィリアムズ・BMW   M   14.486遅れ
4 R・バリチェロ    フェラーリ        B   23.195遅れ
5 D・クルサード    マクラーレンメルセデス M     1周遅れ
6 N・ハイドフェルト  ザウバーペトロナス   B     1周遅れ
7 F・マッサ      ザウバーペトロナス   B     1周遅れ
8 佐藤琢磨       ジョーダン・ホンダ    B     1周遅れ
9 M・サロ       トヨタ          M     1周遅れ

 シューマッハが全く危なげなく今期9勝目。ピットでトラブルがあったラルフとバリチェロが順位を下げる。ポールを取れなかったJPMがポールを取ったレースよりも決勝が良い成績。ルノーがスタート以外は不振・トラブル続きだったためにザウバーの6,7位は順当なところか。
 完走できれば佐藤もいい成績が残せたようだ。ただ、終盤佐藤よりも後を走っていた車ばかりがリタイアしたために順位は上がらなかった。

 MSが3年連続で年間9勝を達成。残り5戦で1勝でもすれば年間最多勝を更新することになる。おそらくその記録も達成されることだろう・・・