http://sports.yahoo.co.jp/f1/article?a=20090531-00000110-ism-moto
またコンコルド協定は、各チームが少なくとも2012年まで参戦継続することを契約上義務づけることになる。
つまり、本業がどれだけ赤字になろうと、それを言い訳に撤退することはできない、と。
http://f1-gate.com/toyota/f1_3709.html
トヨタが富士スピードウェイでのF1日本GPからの撤退を検討していると朝日新聞が報じている。
トヨタは2000年に富士スピードウェイを買収。およそ200億円を投入して設備改修を行い、2007年から鈴鹿サーキットに変わり2年連続でF1日本GPを富士スピードウェイで開催した。
F1日本GPは今年から鈴鹿サーキットが復活し、以降は鈴鹿と富士で隔年開催されることになっている。
報じられたところでは、世界的な不況によりトヨタ社内でF1開催への出費を見直すべきとの動きが強まっているという。
富士スピードウェイは、交通アクセスが悪く、バスで観客を輸送する、「チケット&ライドシステム」の運営費用も負担になっているとされている。
そういや富士でF1が開催される、と言いだしたのも朝日だったね*1。
この10年のチーム予算と、富士に投資した金額を合わせると昨年の赤字額に相当するトヨタ*2。コンコルド協定に正式にサインしてしまうと、更に昨年の赤字額の2、3割(下手すると半分くらい)の出費は確実。エントリーするだけで1000万円単位の金が動くのだから、契約取りやめの際の違約金はその何十倍、何百倍になるのではなかろうか。
参戦したからといって優勝が確約されるわけでもない。今年こそは優勝できる、とF1GPニュースや地上波中継で煽った挙げ句にモナコGPの惨敗。本社首脳陣の決定を後押しした気がする。