サンマリノGP

1 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ B 1h26'19"670 212.406 Km/h
2 9 バトン BAR・ホンダ M + 0'09"702 212.009 Km/h
3 3 モントーヤ ウィリアムズ・BMW M + 0'21"617 211.523 Km/h
4 8 アロンソ ルノー M + 0'23"654 211.440 Km/h
5 7 トゥルーリ ルノー M + 0'36"216 210.931 Km/h
6 2 バリチェロ フェラーリ B + 0'36"683 210.912 Km/h
7 4 ラルフ・シューマッハ ウィリアムズ・BMW M + 0'55"730 210.145 Km/h
8 6 ライコネン マクラーレンメルセデス M 1 lap  
9 11 フィジケラ ザウバーペトロナス B 1 lap  
10 12 マッサ ザウバーペトロナス B 1 lap  
11 17 パニス トヨタ M 1 lap  
12 5 クルサード マクラーレンメルセデス M 1 lap  
13 14 ウェバー ジャガーコスワース M 1 lap  
14 15 クレイン ジャガーコスワース M 2 lap  
15 21 バウムガルトナー ミナルディコスワース B 4 lap  
16 10 佐藤琢磨 BAR・ホンダ M 6 lap  
17 18 ハイドフェルド ジョーダン・フォード B 14 lap  
18 16 ダ・マッタ トヨタ M 30 lap  
19 20 ブルーニ ミナルディコスワース B 40 lap  
20 19 パンターノ ジョーダン・フォード B 56 lap  

 シューマッハ兄弟が色々物議を醸しそうなグランプリとなった。

 オープニングラップのミハエルは、モントーヤに対してかなり強引なことをしてしまった。レース後のミハエルのコメントによると、彼のラインはレコードラインでなかったためとても滑りやすかったと弁明しており、実況で片山右京さんも同様なフォローをしていた。それは事実なのだろうが、モントーヤとしてはおさまりがつかないだろう。なにせ昨年のアメリカGPではペナルティを受け、事実上チャンピオン争いから脱落することになったのだから。
 ラルフに関してはなんというか・・・バーレーンでもそうだったが、彼はノーズさえ先に入れればポジションを守れるとでも思っているのだろうか?ラルフにも言い分はあるのかもしれないが、ラルフ以外にそんなことで順位を落とすドライバーがいない以上もう少し考えて運転するべきだろう。

 それ以外は比較的平穏なGP。琢磨のエンジンブローによるリタイアは残念だったが・・・
 4戦終了して4強(と言ってもいいだろう)の図式が明確になってきた。琢磨がリタイアしたことでようやく1ポイントゲットできたマクラーレンは相当巻き返さない限り上位争いから脱落したままだろう。BARが相当速くなっていることは確かだが、バトンと琢磨のタイム差を考えると、それが車の力なのかバトンの腕なのか正直まだわからない。ルノーは90年代ほどの速さはないものの安定していて、今後上位陣が崩れることがあれば怖い存在。バリチェロとラルフはチームメイトとの差が浮き彫りになった気がする。ラルフはムラがあり、バリチェロはマシントラブルがない今年は言い訳がきかない。