ところで、そのパーティーの後半。だいぶ人も少なくなってきたら、トニーがいきなり「ソウ、お前がロースター入りを決めたいきさつを教えてやろう！」と言い始めました。
何でも春のキャンプ中、監督、コーチなどで、２５人枠を決めるため、「誰を残し、誰を落とすか」というミーティングがあったらしいのです。トニーが「では最初に、こいつだけは残したい、という意見のある人？」と、まわりを見回したところ、とあるコーチが「Ｉ’Ｍ Ａ ＳＯＵＬ ＭＡ〜Ｎ♪」と歌いながら、踊りだしたとか。
ＳＯＵＬ、とＳＯ、をかけていたらしいのですが、それが大うけで、満場一致で僕のロースター入りが決まったそうです。選手はぴりぴりとした緊張感の中で「合否」を待っているのですが、決め方は案外どーでもいいことがわかりました。
ジョークが受けたらオッケーなのか・・・
まあそんなことを言って笑っていられるのは、やはり田口選手がこの2年間努力してきたことがチームに認められたからだろう。
