- ウェーバーはP3でのクラッシュのダメージのため出走せず。
- Q1はブエミがコースアウト。ダートにはまるも復帰してちゃっかりQ2進出。同じところでコバライネンもスピン。フィジケラ、一貴、グロージャン、リウッツィが脱落。なんかドライバーの実力差が如実に現れた結果か。
- Q2はクラッシュが相次いだ。アルグエルスアリがクラッシュ、残り11分15秒で赤旗。自力で脱出して歩くことができたので無事なようだ。更にグロックが最終コーナーでクラッシュ、残り7分49秒で赤旗。グロックはクラッシュ直後にステアリングを外していたので意識はあるようだが、客席から様子を窺えないように、メディカルクルーが白いシートでグロックを隠した。担架に乗せられ救急車に入る直前、グロックは手を挙げてアピールしていたので大事には至らなかったようだ。更に更にセッション終了間際、ブエミが単独でクラッシュ。ピットには戻れたものの、コースど真ん中に大きな破片を脱落させて他車のタイムアタックを妨害することになった。ブエミは7番手でQ3進出を果たしたものの出走叶わず。
- Q2ではロズベルグ、アロンソ、クビサ、グロック、アルグエルスアリが脱落。ブラウンの2台のタイムはブエミのイエローフラッグが出ている時にマークしたものだからか、アロンソはピット前で何かを待っていた様子。ブエミとも話をしていたようだ。この時点で1時間以上経過している異例の予選。
- Q3でもコバライネンがクラッシュ、残り6分49秒で赤旗。これだけ予選が荒れたのは、P1とP2が雨、P3も終盤でクラッシュがあるなど、フリー走行で満足いく走り込みができなかったことも影響しているのだろうか。
- PPはベッテル。2番手トゥルーリ、3番手ハミルトン。以下スーティル、バリチェロ、ハイドフェルド、バトン、ライコネン、コバライネン、出走しなかったブエミの順。ブラウンのクルーは渋い顔。
- パルクフェルメではマシンの上に昇ってガッツポーズしたベッテル*1。検量室でなぜか恐る恐る体重計に乗るベッテル。ハミルトンはスーティルと話した後、ハイドフェルドと共にモニターをのぞき込んでいるところをスタッフの女性に促されて検量室を後にした。クラッシュが多発した異常な予選だったためか、上位3名の3ショット写真撮影でもどこかぎこちない笑顔の3人。記者会見でも(ベッテルにしては)神妙な面持ち。
- そういえば記者会見に出た3人のチームメイト全員が、土曜日にクラッシュしたんだな。
追記
http://topnews.jp/2009/10/03/news/f1/races/japanese-gp/2834.html
Q2最後の黄旗無視で複数のドライバーがペナルティを受ける可能性があるらしい。
グロックが出られるかどうかと共に要注目。
追記その2
http://www2.as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=22615
予選Q2の終盤に起きたセバスチャン・ブエミ(トロロッソ)のクラッシュで4人のドライバーがイエローフラッグ無視の違反を犯したとして、またその原因を作ったブエミの合計5人のドライバーに対してスチュワードはペナルティを発表した。
しかし、このペナルティを反映した予選正式結果が本日中に出ないことが明らかになった。F1公式サイトによると、ブエミ、ジェンソン・バトン(ブラウン GP)、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)の5名に対し5 グリッド降格処分が科されるとされている。ただし、そのアナウンスの文末には「スターティンググリッドの発表は日曜日の朝に行う」とも記載され、本日中には正式なグリッドが発表されないことが判明している。
バトンにしてみると、対バリチェロの意味では共倒れなら上々の結果。ベッテルにしてみると、ここでポールトゥウィンを決めてブラウンの2人がノーポイントならチャンピオンシップに望みをつなぐことができる。
*1:にしては控えめで短めだったかも