フランスGP

  • アメリカGPが終わったころには、まさかフランスGPでフェラーリコンストラクターで10pも詰められるとは思いもよらなかった。
  • とはいえ、ハミルトンにしてみればアロンソとの差を4p広げ、マッサにしてみればハミルトンとの差を2pしか詰められなかった。2位以下が混戦になっただけでチャンピオンシップの大勢にさほど影響はない。
  • 今シーズンここまでのレース同様、PPマッサが1コーナーを制してそのまま逃げ切るかと思われたが、マッサの2度目のピットインの際に往年のMSばりに猛烈にプッシュして逆転したライコネンが開幕戦以来の勝利。マッサはよほど悔しかったようで、「トラフィックに引っかかったせいで…」と記者会見で無念を滲ませた。同時に、周回遅れをパスするのが得意ではないと自ら暴露してしまったわけだが。
  • アルバースロリポップが上がりきるのを待たずに強引にピットアウト。給油ホースを引きずったまま発進してしまい、ピットレーンの出口あたりで車を止めた。素人か。アルバースには6800ドルの罰金が課されたらしい。
  • 表彰台では開幕戦よりは嬉しそうだったライコネン。ファイトする前にまずシャンパンを飲むのは相変わらず。