- フィニッシュラインを通過直後にランオフエリアに突っ込んだRSを見てニヤニヤするトヨタのクルー。何か含むところがあるのかどうかは知らないけど。ちなみにウェーバーも同じことしてた。
- 雨の影響でスパイカーのスーティルがフリー走行トップタイム。いろんな意味で面白い。今年はここまでの4戦全てが1周目1コーナーで決まっており、しかもモナコではポールシッターがそのまま勝利する確率が高い。まあスーティルがPP獲ってもそのまま勝てるとは思わないけど(笑)
- 残念ながら予選では雨は上がりスーティルはいつもの位置に。スーパーアグリもいいところなしで2台ともQ1で落ちた。意外だったのはスピードが落ちたのに11番手以下にリウッツィの名前が全く出てこなかったこと。上位陣が本気で走ってないとはいえトロロッソもなかなかやる。あとは最近去就が噂されるRSが落ちた。
- さすがにQ2ではリウッツィも13番手がやっと。マクラーレンが速くフェラーリは追いつけそうにない上、ライコネンがミスしてウォールにぶつけ、よりによって昨年MSが路駐したのと同じ場所にマシンを停めてしまった。状況が全然異なるのでペナルティはなし*1だが16番手が確定してしまった。しかしそんなことよりもQ3進出をほぼ確定させていたクルサードが、Q2で落ちることがほぼ確定していたコバライネンのアタックラップを露骨に妨害してしまいQ2のタイムが抹消、
タイムを出していないライコネンよりも後ろのグリッドに下げられてしまった。クルサードは週末に特別なイベントがあるとか言ってたけどまさかこのことじゃないよな?その恩恵を受けてホンダの2台が揃ってQ3進出を果たした。トゥルーリも力尽きトヨタは今季初めてホンダに予選で負けた。ホンダが頑張った煽りで子供が生まれたばかりのブルツもQ3に進めず。そういやブルツはホンダのテストドライバーやってるクリエンと舌戦を繰り広げてた*2な。 - Q3でもやはりマクラーレンが速かった。何とかしてPPを獲得したいハミルトンはわざとコース上でマシンを止め前とのギャップをつくりクリーンな状況でアタックしようとまでしたものの、ウェーバーがピットから出てくるタイミングと重なりロスして初PP獲得はならず。アロンソが今季初PPを獲得した。マッサは意地を見せたものの3番手がやっと。マクラーレンの2人がヒートアップして潰しあってくれるのを期待するのみか。フィジケラ、ロズベルグ、ウェーバーがBMWの指定席を奪い4、5、6番手。ハイドフェルド、クビサ、バリチェロ、バトンが7、8、9、10番手。BMWとホンダはQ2とQ3のタイム差が1秒以上あるので上位6台に比べてかなり重いのかもしれない。逆にマッサなんかはQ2よりもQ3の方が速い。抜けないモナコだけに各チーム色々と戦略を練っているようだが、とにかくマクラーレンが安定してるんじゃないかなといった印象。ハミルトンがPPならもしかしてひと悶着あるかなと思っていたが、すんなりワン・ツーを決めるのではなかろうか。