イチローの夢

http://mlb.yahoo.co.jp/japanese/headlines/?id=1861840&a=1886

 新しい守備位置も経験し、偉業も達成し尽くしたイチローは、意外な夢を口にした。それはメジャーのマウンドに立つこと。日本では1996年の球宴で1度だけ経験している。

「9回2死、バッターは(当時巨人、現ヤンキースの)松井(秀喜外野手)だった。すごくわくわくしていたのに、投手が代打に送られた。はらわたが煮えくり返って、完全に冷めてしまった。相手がピッチャーだったので直球しか投げず、結果はショートゴロだった」

 メジャーのマウンドか。内野手になる可能性なら有りそうだし日本でなら実際1度あったらしいが。ちなみにカージナルスでは田口がセカンドを守ったことがある。
 ところで、1996年球宴での一件について、2年ほど前のジャンクスポーツノムさんが興味深い発言をしている。曰く「松井に『どうだ』って訊いたら『勘弁してください』って言ったので『高津、行け』っていかせた」*1とのこと。イチロー及びファンの勝手な想いとは裏腹に、野手に投げられる打者からしてみれば打てて当たり前、打てなかったら笑い者という状況は耐え難いものらしい。松井ほどの打者なら尚更だろう。