アホばっかり…
- 昨日の日記でミシュラン問題について書いてはみたものの、あまり深刻に捉えているサイトが見当たらなかったためなんだかんだでレースは行われるのだろうと思っていた。だが…
- スターティンググリッドには20台全てのマシンが並んだ。フォーメーションラップも始まった。でもPPのトゥルーリ以下のミシュランユーザーが再びグリッドに戻ることはなく、全車ガレージに収納された。それでもドライバー達はまだマシンから降りていないようだった。結局フェラーリ、ジョーダン、ミナルディらブリヂストンユーザー6台のみで決勝レーススタート。
- 観客からは当然ブーイング。帰りだす人もいる中、コースに物を投げ込む人がでてきた。そして投げ込まれたペットボトルをバリチェロが踏んだ。その後も地上波では映っていなかったが、ビール瓶がバリチェロのマシンに当たったらしい。まあいつも入賞を争っているライバルがいないのにフェラーリだけが走行しているのを観て、フェラーリが諸悪の根源のように思ったのかもしれないがそれはお門違いというものだ。何より危険極まりない行為。
- 他にも「BLACK FLAG THIS」と書かれたコロンビア国旗を掲げて帰る人、「GO INDIA」のスペルが一文字ずつ書かれた黄色地のTシャツを着た集団が帰っていったりと、様々なアピールをする観客がいた。でも黄色Tシャツの集団には「カーティケヤンまだ走ってるんやから応援してけよ」という脇坂さんのツッコミがよかった(笑)
- 2度目のピットアウト時にMSとバリチェロがあわや接触かというニアミス。その後もバリチェロはMSを激しくプッシュするも、ピットのロス・ブラウンとの“限りなくチームオーダーに近い無線でのやり取り”*1後、急にペースが落ちる。まあそこら辺はバリチェロがフェラーリを去るまで真相が語られることはないだろう。
- カメラに向かって2度もブーイングをして見せたストッダート。ミナルディが今季初入賞となりそうなのに全然嬉しそうではない。
- 結局フェラーリ2台のニアミス以外なんら盛り上がることなく淡々とレースは進み、フェラーリ今季初1-2フィニッシュでレース終了。3位はモンテイロ。パルクフェルメで全く喜ぶ素振りを見せなかったフェラーリの二人と対照的に両手を挙げてガッツポーズ。離れたところにいたジョーダンクルーのもとに駆け寄り抱き合って喜んでいた。表彰台でも一人笑顔。イタリア国家演奏後、まだトロフィー贈呈の前だというのにシャンパンを持つなどよほどシャンパンファイトがしたかったようだ(笑)とはいえフェラーリの二人が栓も開けずにビンを持ち去ったため一人取り残されてしまい、物足りなさそうに表彰台を後にした。