宝塚記念

 大方の予想通りローエングリンがハナを切りタップダンスシチーは2番手に控える。タップはホットシークレットに交わされても微動だにせず。4コーナーを回る前でタップが先頭に立ち、ラチ沿いを走って2番手以降を突き放し優勝。2着シルクフェイマスの四位騎手も苦笑いするしかなかった強さ。3着リンカーン、4着ゼンノロブロイ。結局中団よりも前にいた馬ばかりが入着した。
 タップダンスシチー佐藤哲三騎手はかなり時間をかけてウイニングランをし、スタンドにムチ、ゴーグル、しまいにはヘルメットまで投げ込んで喜びを爆発させていた。凱旋門賞に向けて視界良好といったところか。