野球=アジア野球選手権、日本が打線爆発で中国に大勝

 [東京 5日 ロイター] 野球のアテネ五輪アジア地区予選を兼ねたアジア野球選手権は5日、札幌ドームで決勝リーグが始まり、日本代表は中国に13―1で大勝した。
 日本は2回表、福留の適時打で先制、さらにニ岡の中前打、宮本の2点二塁打で計4点を挙げた。7回にも高橋の2点二塁打や和田一の内野安打などで4点追加し、先発登板の上原を援護。9回にもニ岡、松井の長打などで大量5点のビッグイニングとした。
 第1試合は台湾が韓国に延長10回、5―4でサヨナラ勝ちした。
 決勝リーグは4チーム総当たりで対戦し、上位2チームが五輪出場権を獲得する。
 (ロイター)[11月5日22時20分更新]

 ちょっとだけ観た。観ていて思ったのは「これじゃアジアでは野球はやらねえだろ」
 サッカーなら、アジア代表になる可能性のある国がいくつかある。ぱっと思いつくだけでも日本、韓国、中国、サウジアラビア、イラン、UAEなど。実力も拮抗しており、ここに名前を挙げた国でも取りこぼしがあれば一次予選で敗退する可能性すらある。
 それに対し、野球は日本、韓国、台湾の3カ国がシードで、一次予選を圧勝してきた中国が今日の大敗。あまりにも実力差がありすぎるようだ。オリンピック種目から野球がなくなる日も遠くないのかもしれない(北京五輪まではかろうじてあるかも)

http://sports.yahoo.co.jp/headlines/20031105/20031105-00000000-spn-spo.html
2003年11月5日(水) 6時6分 ダイエー 球団事務所に抗議電話殺到(スポーツニッポン

 小久保放出、なぜだ!主砲の小久保裕紀内野手(32)を巨人に無償でトレードしたダイエー球団に対して4日、ファンからの抗議が殺到した。福岡市中央区の球団事務所には1000件以上の抗議電話が殺到。球団公式サイトにも書き込みが行われた。不可解な移籍に疑問を投げ掛ける内容のほか、中内正オーナー(44)らの退陣を要求。関係者からは不買運動を心配する声も上がり、電撃トレードが大きな波紋を広げた。

 朝から電話が鳴りやまない。受話器の向こう側から聞こえてくるのは怒声にも似た抗議の声。福岡市中央区の球団事務所には、多い時間帯には1時間に100本以上もの抗議電話が殺到し、最終的には1000件以上にも上った。

 過去に例がない四番打者の無償でのトレード。前日の会見で中内オーナーから明確な説明がなかったこともあり、そのほとんどが無償トレードに至った経緯の説明を求めるものだったという。「ちゃんと説明してください」「なんで四番を出さなきゃいけないんだ」…。約10人の職員は夕方まで応対に追われ、ある職員は「仕事になりません」と頭を抱えるばかり。中には「年間予約席をキャンセルしたい」との申し出まであり、抗議電話は福岡市天神のダイエーショッパーズ福岡店にも及び、広報担当者は「怒りの行き場がないのでしょう」と力なく話した。

 ファンの抗議は電話だけに収まらない。福岡ドームが運営する球団公式サイト「ホークスタウン・オンライン」の掲示板には不買運動を求める声や「いっそ身売りすべき」との書き込みもあった。さらには中内オーナーをはじめ、高塚猛オーナー代行兼球団社長(56)ら球団フロントの退陣を求める署名運動を8、9両日に博多駅筑紫口で行うと表明し、多くのファンが参加するように求めたメッセージも掲載された。球団事務所前には「ファンの納得いく説明を」と書かれたプラカードを抱える男性が出現。主砲を無償で放出するという異常とも言える事態にファンの怒りと不信感は高まる一方で、球団関係者からは「不買運動が起こらなければいいが」と心配する声も聞かれた。

 昨年度の赤字が約15億円など球団経営がひっ迫、小久保の年俸2億1000万円が重荷となったことが無償トレードの一因と見る向きもある。そんな中、ダイエーの主力行の一角の福岡銀行の寺本清頭取は、この日の記者会見で「戦力構成の問題をコメントするのは難しいが、球団の事業価値を大事にしてほしい」と話した。選手は球団の財産。それが幹部候補の主力となればなおさらだ。寺本頭取は再建策の中で球団を今後も福岡に残すための保証が必要と主張しているが、地元企業からは今回のトレードが球団や本体の経営まで脅かしかねないと指摘する声も出ている。

 金とイメージだけを優先した結果、それ以上に大切な物を失ってしまったダイエー・・・