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松坂、上原ら24名が決定! アテネ五輪野球日本代表(スポーツナビ)
『FOR THE FLAG』のテーマのもと、金メダルを狙う精鋭24名が決定した。全日本野球会議が25日、都内ホテルでアテネ五輪の出場メンバー24名を発表した。全選手プロで編成され、昨年11月のアジア選手権のメンバーを中心に1球団から2人選出されている。史上初の全選手プロとなった最強軍団で、公開競技だったロサンゼルス以来、5大会ぶりの金メダルを狙う。
アジア予選メンバーからは、主将を務めた宮本慎也(ヤクルト)を筆頭に、上原浩治(巨人)、松坂大輔(西武)、和田毅(ダイエー)の先発陣、主軸を担った高橋由伸(巨人)、小笠原道大(日本ハム)、福留孝介(中日)、谷佳知(オリックス)ら16名が選ばれた。また新たなメンバーとしては、シドニーに続いて連続出場となる中村紀洋(近鉄)、開幕11連勝と好調を維持している岩隈久志(近鉄)、巧守を誇る金子誠(日本ハム)、俊足の村松有人(オリックス)など8名が加わった。
主将は、長嶋茂雄監督の強い要望で、アジア選手権に続いて、宮本が務める。
会見に出席した中畑清コーチは、「予選で国際経験豊富な選手と無理をしながらも戦う選手が必要と再認識した。初選出や若い選手たちは今後、アテネを経験して野球伝道師になってほしい」とコメントした。
■中畑清コーチ 「監督がいれば絶対に金メダル」
アテネの暑さや厳しい環境で戦うには、国際経験豊富な選手や無理をしながらも戦う選手が必要と予選で再認識した。初選出や若い選手に関しては、長嶋監督が元来言っているように、今回、日の丸をつけて、アテネに立って、野球界の伝道師になってほしいという基準だった。目標は監督がいれば、絶対金メダルだ。私たちはそういうシュミレーションができている。
■大野豊コーチ 「先発陣はある程度決まっている」
本来であれば、左が4、右が7が理想であったが、実際は左が3、右が8。決勝、準決勝を置いて逆算してローテを組まなければいけない。選手の状態を見て、決めるが、ある程度はシュミレーションできている。■高木豊コーチ 「コンバートに対応できる選手を選んだ」
ディフェンス面では、予選同様にコンバートが条件で、札幌の時と同じように、彼らの野球センスから考えれれば、コンバートには対応できると思う。二遊間については、宮本、藤本、金子の組み合わせを実際試してみて、どの守備体型が落ち着くかを決めたい。■長船騏郎・アテネ五輪日本代表編成委員会委員長
長嶋監督が、7月13、14日の壮行試合の指揮を取れるかどうか、7月10日までに決める。ダメなときは3人の中から選ぶ。■アテネ五輪野球日本代表メンバー■
●投手
安藤 優也(阪神タイガース)
石井 弘寿(ヤクルトスワローズ)
岩隈 久志(大阪近鉄バファローズ)
岩瀬 仁紀(中日ドラゴンズ)
上原 浩治(読売ジャイアンツ)
黒田 博樹(広島東洋カープ)
小林 雅英(千葉ロッテマーリンズ)
清水 直行(千葉ロッテマーリンズ)
松坂 大輔(西武ライオンズ)
三浦 大輔(横浜ベイスターズ)
和田 毅(福岡ダイエーホークス)●捕手
相川 亮二(横浜ベイスターズ)
城島 健司(福岡ダイエーホークス)●内野手
小笠原 道大(北海道日本ハムファイターズ)
金子 誠(北海道日本ハムファイターズ)
中村 紀洋(大阪近鉄バファローズ)
藤本 敦士(阪神タイガース)
宮本 慎也(ヤクルトスワローズ)●外野手
木村 拓也(広島東洋カープ)
高橋 由伸(読売ジャイアンツ)
谷 佳知(オリックスブルーウェーブ)
福留 孝介(中日ドラゴンズ)
村松 有人(オリックスブルーウェーブ)
和田 一浩(西武ライオンズ)
[ 6月25日 16時26分 更新 ]
左投手がもう一人欲しいのならなぜ井川を選ばなかったのだろう?
球団別選手派遣数は
中日2(投1外1)巨人2(投1外1)阪神2(投1内1)横浜2(投1捕1)広島2(投1外1)ヤクルト2(投1内1)
ダイエー2(投1捕1)西武2(投1外1)日本ハム2(内2)近鉄2(投1内1)ロッテ2(投2)オリックス2(外2)
ロッテは先発と抑えの柱、オリックスはレギュラー外野手が二人抜ける。低迷するチームにとって酷ではなかろうか。