2003年9月26日(金) 12時29分
巨人・原監督が辞任へ 後任は堀内氏有力(共同通信

 プロ野球、巨人の原辰徳監督(45)が26日、東京都内の自宅前で自らの去就について「きちっと球団がしかる場所を用意すると思うので、そこでお話しします」と述べ、監督を辞任する意向を示唆した。同監督はこれまで続投する意思を明言していた。この発言で、近く辞任が正式発表される可能性が高くなった。
 原監督はこの日午前、遠征先の大阪から広島への移動を急きょ取りやめる異例の行動をとり、東京に戻った。
 原監督はわずか2年でユニホームを脱ぐことになり、後任には巨人OBで元コーチの堀内恒夫氏(55)の名前が挙がっている。
 原監督は、勇退した長嶋茂雄前監督の後を受けて、昨季から巨人の監督に就任。1年目の昨年は圧倒的な強さでセ・リーグ制覇を成し遂げ、日本シリーズでも西武に4連勝して日本一の座に上り詰めた。
 しかし、連覇が期待された今季は阪神の独走優勝を許し、9月には28年ぶりの9連敗を喫するなど低迷した。

 球団側が真面目な人を追いつめすぎたのかな、という感じ。
 王監督ダイエーに対して「就任してから優勝するまでに5年かかった。巨人だとこんなに待ってくれるかどうか」と発言していたのと対照的。就任一年目での日本一で去年あれだけ持ち上げていたのにねえ。