LIVE EPIC25

 6時にバイトが終わり、8時23分の雷鳥で出発。9号車の指定席だったが、芦原温泉まで誰も乗ってこなかった。うとうとし始めると切符の確認で起こされる。鯖江か武生のあたりで記憶がとんでるので少し寝たようだが、暖房の効きすぎ、車掌のアナウンスの声が五月蠅い&耳障りで。後ろのオッサンの堰もやかましくほぼ徹夜状態。思えば、窓側の堰だったが丁度窓と窓のつなぎ目であまり視界もよくなかった。最初から不快指数の高い車内だった・・・

 11時9分大阪に到着。一緒にいく友人に電話をするとまだ名古屋にいるとのこと。着いたら合流して飯を食う約束をして、そのあと姉上に電話。

 「飯食うんだけれどどこかいいところない?」
 「京橋で探すのがいいよ」
 「うん、わかったよ」

はめられたと気づくのは4時間後・・・

 時間を潰すため日本橋に行く。2年ぶりで、少し様変わりしていた。何度か利用したことのある店がなくなっていたり、ものすごくマニアックな店がオープンしていたりした。、以前ならPCソフトを漁っていたのだが今回はさほど物欲をそそられず、結局GLAYのDVDを2枚購入。

 そうこうしているうちに友達が着いたようで、京橋行きの地下鉄内で遭遇。15時くらいに京橋に着く。が、駅構内の飲食店街みたいな所以外にさほど店は見つからず、再び姉上に電話。

 「京橋のどこで飯食ったの?」
 「カラオケボックスの中のメニューで済ませた」

結局京橋駅でカレーを食べた。大阪まで来てカレーかよと友人と話しながら・・・

 そうこうしているうちに開場の16時近くになったので大阪城ホールへ向かう。近辺でダフ屋さんを発見した。まだ1時間前だというのにすごい人の数だ。込む前にパンフ&Tシャツ(Tシャツは余計だったが)と木根尚登「チェラムジカ」を購入。

 席はステージから見て左側のスタンド。割と後ろの方だったかもしれない。が、アリーナの最後方に比べればましだったみたいだ。

 17時20分頃開演。鈴木雅之で始まる。鈴木聖美と二人で歌った「ロンリーチャップリン」を生で見られたことに感動。「ガラス越しに消えた夏」を大沢誉志幸と一緒に歌い次につなげたのはよかったのだが、曲がよくわからずポカーンとしてしまった。
 次に登場したのは、一見誰だかわからなかったが歌を聴いて小比類巻かほるだと判明。髪も長かったし昔とあまりにも違いすぎた。歌声的には出演者の中でも1,2を競っていたのではなかろうか。
 その次は松岡英明。一緒にいった友達は「さびだけ聞き覚えがある」といった程度の認識。私の席の後ろの方の人たちは「昔と全然変わってないねー」と大はしゃぎしていた。生松岡英明を見られたのは貴重。
 大江千里は見ているこっちが心配になってしまうくらいステージ上を動き回っていた。年齢からかMCの時の息切れがすごかった。MCは一番面白かった。
 ここで一時中断、なにやら楽器をセットしているようで、その間にみんなトイレに走っていた。そしたらいきなり演奏がはじまり大慌てで戻ってくる人多数。ザ・モッズだったらしい。1曲もわからなかった。ボーカルの人は腕に入れ墨があり強面な感じだったが、演奏終了後「気をつけて帰ってね」といって退場。いい人だ。でもまだ半分くらいなんですけど・・・
 ザ・モッズ退場後、袖からギターを持って登場、弾き語りで一曲歌い淡々と退場。最後まで誰だかわからなかった。パンフを見てストリートスライダーズのHARRYだと知る。歌っていたのは良いバラードだった。
 一時中断。今度は幕が下りてフィルムが映される。懐かしいビデオクリップがいっぱい。バービーボーイズのクリップ後、幕が開き本人達が登場。友人はいたく感動していたらしい。杏子の踊りっぷりは凄いの一言。
 再び中断してフィルムが映される。昔テレビでやっていたものらしい。まわりの人たちは結構知っている人が多かったようだが、そのころの石川は民放が2局しかなく、おそらくオンエアしてなかったのではなかろうか。TM絡みの物しかわからなかった。
 そして私にとってのメインであるTMNETWORKが登場。ここで声が涸れてしまった。生TMを観られたことが今回一番うれしかった。私の席の後ろの人たちは「小室はどうでもいいから木根さん映してー」というようなことを叫んでいた。
 ただ、次が渡辺美里だったので、声が涸れていたことが少し残念。小室がピアノで2曲サポート。これは美里ファンの人たちにもうれしかったらしい。
 私的にはそこまででクライマックスを迎えていたので、最後の佐野元春の時は割と静かに観ていた。ラストの「SOMEDAY」は、歌そのものよりもステージにでてきた出演者の様子が興味深かった。美里は小比類巻かほると抱き合って喜んでいた。ステージ右側と左側が実に対照的だった。

 終了後、岡村靖幸の「カルアミルク」が流れていたのがちょっと印象的。ファンの人たちは色々と思うところがあったらしい。

 一緒にいった友人とも考えてみれば4年ぶりくらいに再会したので、せっかくだから名古屋まで一緒に行くことにする。駅の窓口で切符を買うが、駅員さんが薦めてくれた新幹線の出発時刻まであまり時間がない。タイトな乗り継ぎを要求され、最終的に新大阪の駅で走ったことでギリギリ新幹線に間に合う。なんかJRに色々と言いたくなるような1日だった。(地下鉄や名鉄はなんの問題もなかった)
 ちなみに新幹線に間に合ってなければ、友達の家に着くことは出来なかったらしい・・・