ドイツGP

PPベッテルアロンソを意識して幅寄せ。前が開いた3番手マッサは楽に先頭に立ち、アロンソも2番手をキープ。ベッテルはスタートが良くなかったことに加え自らオフラインに乗ったのが響いて3番手に降格。速さは見せたものの母国で3位に甘んじる。だが表彰台で最も笑顔だったのはベッテルで、主役であるフェラーリ2人の表情は硬かった。
先頭に立ったマッサのペースは上がらず、終始アロンソに煽られ気味。アロンソの後ろからベッテルが差を詰めてくる。アロンソは自分の方が速いとアピール。
そしてマッサは、君よりアロンソが速いという無線が入った後、ヘアピン過ぎてから無抵抗でアロンソを先行させた。直後にピットから無線での謝罪。
かくしてフェラーリは、表彰式が終わってからスタッフに誘われたアロンソとマッサが、表彰台の頂点でガッツポーズをするという茶番を演じるに至った。最近の自分達以上の醜態を目の当たりにすれば、優勝出来なくても自然と笑みもこぼれるだろうよ〉ベッテル