友達のパソコン

 結局、物理的に破損している個所はないということで店舗に引き取りに行き、Windowsの修復インストールをすることになた。しばらくしてグラフィックカードのドライバだかなんだかを要求されたので、それらしいCDを入れて様子見。すると突然異音がして、何かが絡んだというか砕けたような音が発生。CDドライブを開けると、そこには1/4が欠けたCDがあった。こうなる直前にCDの入れ替えをしていたのならともかく、同じCDを入れたまま数回ドライバの場所探しを数回試しただけなので、CDの入れ方がまずかったわけではないと思う。
 ドライブの不具合でCDに傷が付く、というのは聞いたことはあるが、CDが砕けたというのはさすがに聞いたことがない。WindowsのCDを入れているときに発生しなかったのは不幸中の幸いと言うべきか。
 どう見ても回収できていない破片があり、そんな不具合が発生したDVDドライブにWindowsのセットアップディスクを入れる勇気はなく、作業を中断して帰宅。徒労に終わった私は空しかったが、片道20kmの道のりを送迎した上に何も得るものがなかった友達の方が心身共に疲れたことだろう。