スーパーソフトを履いた場合、左フロントタイヤの消耗が激しい。タイヤにやさしいと定評のあるバトンのタイヤでさえ、ロス・ブラウンが不安げに覗き込んでいた。ドライバーによると上海のサーキットにミディアムは最適らしいのだが、スーパーソフトで悩まされることになりそうだ。
プライムとオプションの差が少なすぎる、という昨年の批判を受けて、今年から硬いほうはハードかミディアム、柔らかいほうはソフトかスーパーソフトにすると決めたわけだが、GPDAに言わせるとブリヂストンとFIAはその原則にこだわりすぎて最悪の選択をしたということになるらしい。
オーストラリアGP以上にソフト側のタイヤの使い方が鍵となるのかが見もの。