決定事項らしい。売却先が見つからない場合は解散するとのこと。ジュニアチームに引導を渡した半年後にシニアチームも自らの手で幕引き。最近ホンダ主催の食事会が中止になったというニュースを目にしたので世界的不況の影響もあるんだろうなと思ってはいたのだが、まさか撤退するとは。スーパーアグリの不良債権（100億肩代わりしたんだったか?）があったにしても、少なくともトルコで門前払いしてた時点では撤退の兆候はなかったはず。引き金となったのは米トップ3首脳がプライドを捨て（させられ）て公的支援を要請したことか。もしかしたら米ホンダも支援要請するつもりでその下準備も兼ねての撤退だったりして。
不況云々は別にしても、ここ2年の成績は撤退もやむなしという体たらくだった。とはいえ、それを巻き返すためにロス・ブラウンをわざわざ招聘して長期計画を練っていたわけで、今回の決定は少なくとも現場レベルでは寝耳に水だったのは間違いない。チーム監督としては無能の極みだったニック・フライも運営面ではそれなりにやっていたような気もするし*1。
まさかブラジルGPよりもインパクトのあるニュースを12月に聞くことになるとは。日本人としてあまり馴染みのないフォードが撤退を表明したときでさえ驚いたものだが、今回の件は唐突さも含めて比べ物にならないほど衝撃的だ。
