白山大賞典を観に行ったというか

 武豊を観に金沢競馬に行ったというか。
 今年の白山大賞典は先の馬インフルエンザの影響からJRA及び他の地方競馬からの参戦馬がない。よって交流競争のグレードは剥奪され優勝賞金も3000万から400万に大幅減となった。さすがにこれはやばいと危機感を感じたのか、金沢競馬はゲストとして現在騎乗停止中の武豊トークゲストとして招いた。
 今週は深夜勤務なので睡眠時間さえ削れば観に行ける。どうしようかと考えている最中友達からメールがあり、このことを告げると今から金沢競馬に行くかということになった。お互いに今晩仕事あるのに(苦笑)
 武豊トークイベントは8R終了後に10分ほど、9R終了後に20分ほど開催された。会場の最前列には場内清掃のおばちゃんたちが陣取り「仕事しろよ」と心の中でツッコミを入れた。イベントの内容は、競馬の実況なんかをやってるらしいアナウンサーが色々話を振って、今朝フランスから帰国したその足で来場した武豊が相槌を打つといった感じ。喋った割合としてはアナウンサー8:武豊2といったところか。
 どうやら主催者は白山大賞典の予想をさせたかったようだが、大して打ち合わせの時間もない上に競馬新聞とターフビジョンに映し出されるパドックの様子だけではいかに武豊といえどもコメントの仕様がないだろう*1。ついでに言うと、今日の武豊のイベントについてろくな告知をしておらず*2、果たして赤字を解消しようという気があるのか疑問を感じてしまう。
 で白山大賞典について語れることがないので話は自然と秋のG?戦線についてとなり、初めから予定していたのか時間を持たせるためなのかアナウンサー氏が秋華賞の架空実況を行い、武豊が騎乗予定のベッラレイアが圧勝した。「気を使っていただいてありがとうございます」と武豊も苦笑い。

*1:そもそも武豊パドックを見ても馬の良し悪しはわからない、と以前やしきたかじん研ナオコが司会のトーク番組で語っていた

*2:2、3日前の北國新聞で小さな広告を見かけたくらい。金沢競馬のHPではトップページにはなにもなくイベント案内のページに色やフォントを変えて強調されるでもなく普通に黒字で武豊トークショー開催という文章があっただけ。アピールしてない割に客が来ていたのはせめてもの幸い