- 開幕3戦のタイヤは既に船便で手配されておりタイヤのハード・ソフトの識別対策はヨーロッパラウンドまで待たなければならないということだったが、ブリジストンは手作業で溝を白く塗ることで対応したらしい。川井ちゃんによると市販のマーカー1本につきタイヤ8本が消費されたとのこと。このGPでマーカー160本くらいの特需があったメーカーはウハウハ（笑）
- 1回目の予選でどこが落ちるのか予想がつかなくなってきた。スパイカー以外は。20番手のブルツよりも1秒近く遅いラップタイムでは話にならず、今後はカスタマーシャシー問題の進展にチーム力を注いでいくことだろう。ただ昨年のスーパーアグリも似たような状態から開発を進めていったんだけどね。
- バリチェロはどうしたんだろ?昨年から囁かれていた限界説に拍車をかける格好になっているが果たして巻き返せるのか。ただバトンも15番手で琢磨の後ろと2戦続けてワークスホンダがスーパーアグリの後塵を拝すこととなったのでホンダも相当良くないのだろう。あのアースカラーをやめたら速くなったりして（笑）
- スーパーアグリは開幕戦のようなミラクルは起きずに順当な結果。デビッドソンは1回目で脱落したものの2回目予選進出を争えるレベルにはなっている。ただ3回目に残るチームとの差は明確。
- 昨年のチャンピオンチームとは思えない体たらくのルノー。まさか予選2回目で2台とも消えるとは…2、3戦目は特殊なのでヨーロッパラウンドまで断言はできないが、この不振はアロンソがいなくなったからというレベルではない。タイヤも含めた昨年のパッケージは最強だったが、今年のレギュレーションには対応しきれていないようだ。
- PPのマッサはPPを獲得したのに、その直前でライコネンとアロンソがやり合っていたためほとんどテレビに映らなかったのがちょっとかわいそう。アロンソ、ライコネン、ハミルトンと続きフェラーリとマクラーレンの直接対決となる。2強は別格でこの4台のどれかが優勝するだろう。
- やや離れてBMWまでが一応3強でトヨタとウィリアムズがそれを追う。遅くなってもレース巧者ぶりまでなくなったわけではないからルノーも決勝では巻き返すだろう。レッドブルも絡んできそうなので7-8位争いは熾烈を極めそうだ。
- 今のスーパーアグリが上の集団を勝ち抜けるのであれば今年の実力は本物だと証明され、カスタマーシャシー問題では窮地に立たされることだろう。スパイカー、ウィリアムズに続いてトヨタとルノーもも不快感を示しているらしい。
