トルコGP

  • 地上波中継ではいつも冒頭の十数分は昔からF1を観ている人にとってはどうでもいいことに費やされている*1のだが、今回はオープニングで山田優蛯原友里押切もえの3人が踊ってる映像が流れた。昨年は地上波のスポンサーにトルコがいたけど今年はいないので替わりにCancamがその枠に入ったのか?等と思っていたら、蛯原、押切の二人は本編にも登場しやがり別に悪びれるでもなくF1に全く興味を持っていないことを披露し、その二人に永井大が偉そうに語り、こいつらに比べればかなりましなはずの山田優はバトン大好きっていうだけの内容の手紙を書き、それをCancamの名前も知らないモデル二人がバトンに渡しに行きバトンの格好よさにキャーキャー騒ぐだけという、今までの数倍中身のない放送だった。こんなものに割く時間があるのなら予選だとかレース本編だとか決勝後記者会見をもっと長く映せとフジテレビに言いたい。こんなことでは新規のファンを開拓するどころか昔からのファンまで離れていってしまうよ。
  • レースはPPのマッサとセカンドロールノーの2台が好スタート。というかレコードラインではなかった2番手スタートのMSが出足が悪く、ルノーの2台に前に行かれないように牽制するのに必死。それでもアロンソの邪魔をすることで間接的にフィジケラにダメージを与えるという離れ業で前戦ハンガリーの意趣返しをするあたりは流石MS(笑)*2フィジケラ脱落によりトップ争いはこの3台に絞られたが、予想外のタイミングでSCが導入されフェラーリはなんと2台同時にピットインさせてしまった。アロンソも同じタイミングでピットに入りMSを交わした。その後のMSはタイヤが合わなかったのか4番手のバトンに煽られる始末。更に大幅にコースアウトしたりと精彩を欠くことが多かった。3セット目のタイヤがよかったのか終盤アロンソを猛追するもわずかに届かず3位。アロンソは勝ちに等しい2位。これで残り4戦で12ポイント差となった。マッサは全く危なげなく初PP獲得のトルコGPで初優勝を果たした。MSは爽やかにマッサを祝福。その表情があまりにも晴れ晴れとしていたので引退説に拍車がかかるような気がした。
  • スーパーアグリは琢磨が1周目のトラブルに巻き込まれピットイン、修理して最後まで走ったものの周回数不足で完走ならず。左近はスピンしてエンジンが止まってリタイア。まだ完走のない左近だが井出ほどのバッシングを受けてはいないのが不思議。バッシングされるほど悪い走りをしていないのか、ほとんどレースを走っていないので評価の仕様がないのか、それとも井出のドライビングがあまりにも…

*1:それでも、F1にあまり興味のない人にも何とか観てもらおうとする製作側の姿勢は幾分か好感が持てた

*2:別に賞賛しているわけではない。というかあんなの狙って出来るドライバーは古今東西探してもいない…