東京大賞典

 「雪が降らなかったら馬券を買いにいこう」という約束していた友達と金沢競馬場東京大賞典の場外馬券を買うことになった。とりあえずメイン以外に2レースもやれば飽きるか金が尽きるかするだろうということで、15時発走の9レースに間に合うよう13時40分頃白山市内のジャスコにて待ち合わせすることに決定。レース情報をプリントアウトするなど準備をしてから仮眠。そして携帯の音で目覚めると既に14時をまわっていた。慌てて家を出て友達と合流したのが14時10分過ぎ。そして今日の8号線は意外と混雑しているということなので松任警察署→県庁→運転免許センター近くというルートを選択。40分程度で到着し何とか9レースに間に合った。

 友達は車中で色々と検討していたのだが運転していた私はロクに考える時間もなかったため、トウカイテイオー産駒絡みの馬単を1点だけ購入し外れる。10レースもメジロライアン産駒の好調な馬がいたのでそれを頭にしてダイタクヘリオス産駒やらサッカーボーイ産駒やらを絡めた馬単を4点購入しやっぱり外れる。そういやこういう買い方をして当たった試しはない…
 まああくまでメインは東京大賞典だったので10レースの馬券を早々に決めてしまってからはひたすらメインレースの検討。とはいえJRAの4頭*1と関東の3歳馬2頭*2が目に留まったくらいで他にめぼしい馬はいない(ように見えた)。古馬相手は厳しいだろうということで3歳馬2頭を切り、2000mの実績からタイムパラドックスを頭にした馬単3点を購入。更に東京大賞典3連単も買えるようなのでタイムパラドックスと他のJRA3頭の3連単を6点を購入。私はタイムパラドックスと心中(笑)、友達はシーキングザダイヤを柱に据えていた。
 そしてレースが始まる。アジュディミツオーという名前は聞き覚えのある地方馬が逃げる展開。ユートピアが3番手あたりにつけ、他の有力馬は中断以降に控える。どの辺で動くのかな?と呑気に眺めていたら4コーナーを回ってもアジュディミツオーが先頭。そのまま逃げ切ってしまった。2、3着に追い込んできたシーキングザダイヤタイムパラドックス。4着が全く気にしていなかったもう1頭のJRAベラージオ、5着がユートピアだった。まさかアジュディミツオーが逃げ切るとは思いもよらず…
 家に帰ってからアジュディミツオーが昨年の勝ち馬だということを思い出した。JRAの4頭の組み合わせばかりを考えていた私が当てられるはずもなかったわけで。