F1地上波放送終了後、ムービープラスでやっていたの。以前断片的に観たような記憶がある映画だったが、落ちがどんなのだったか思い出せなかったのでとりあえず観る。
- 高校の卒業パーティ後遊びに出かけた2組のカップル。帰り道、酔っ払ってべろべろになった友達*1の代わりに車を運転していた*2ら男を撥ねてしまった。「警察に行こう」という意見*3を「そんなことしたら身の破滅だ」と酔っ払った友達が制し、死体を海に投げ込んで溺死したと偽装する。
- 1年後、その4人の元に「去年の夏のことを知っている」という手紙を送りつけ*4たり、車で撥ねた*5り、夜寝ている間に髪を切った*6りという悪質な嫌がらせをする謎の男。堪りかねた4人はその正体を探ることにする。その過程であんまり関係なさそうな高校時代の友達*7が犯人に殺される。
- どうやら去年自分達が撥ねた男の友達が犯人らしいと当たりをつけるも実は大間違いで、自分達が撥ねて海に投げ込んだ男と溺死した男は別人だったと主人公が気づく。そうしている間にまず乱暴者の男が、そして乱暴者の彼女が友達諸共犯人に殺される。
- 結局主人公は真犯人が誰か?と特定したもののそのこと自体にあまり意味はなく、主人公の彼氏の協力と素晴らしいまでの偶然(笑)によって真犯人を仕留める。真犯人の死体は海に転落、発見されたのは手首のみ…
まあなんというかホラー映画なのだが、
- “車で人撥ねておきながら警察に行かず死体を海に投げ込む”という行為の方が余程身の破滅だと思う。
- 真犯人は主人公達をどうせ殺すつもりだったのなら、なぜわざわざ1年も待った挙句よくわからない嫌がらせをしたのか?
- 恐怖感を煽る演出のためだけに殺された無関係の二人が哀れ。
- なんか明らかに“続編がありますよ”というオチ。続編つくるほどの内容だろうか…
とツッコミどころが満載。
そのまま起きていれば続編も観れたのだが、インターバルの間に力尽きて寝る。