http://www.f1.panasonic.com/ja/diary/diary_0505.htmlの5/19付によると
- F1に出場するにはドライバーだけではなくチームにもスーパーライセンスが必要。そしてスーパーライセンスを申請するには所属するチームの国からコンペティションライセンスを発給してもらう必要がある。
- トヨタは、このコンペティションライセンスの更新を行わずにスーパーライセンスを受け続けていた(というかチーム全員がスーパーライセンスだけでいいと勘違いしていた)。
- サンマリノGP後にラルフの件で抗議しようと書類に必要事項を記入していたところ、コンペティションライセンスという項目があり、そこで初めてコンペティションライセンスが必要だということに気づく。
- そのとき日本はGW中で手続きできず、工房がドイツにあるということでドイツ自動車連盟にてライセンスを取得。FIAに事情説明してスーパーライセンスも取り直した。
ということらしい。トヨタのボーンヘッド、FIAの怠慢が浮き彫りになった格好。FIA会長のモズレーも「単なるミスであり故意の違反ではない」と明らかにBARとは違う対応を示唆しており、トヨタはどうやら不問に処されるようだ。
新たな問題として、コンペティションライセンスをドイツで取得したことによってトヨタはドイツのチームとみなされ、優勝しても君が代ではなくドイツ国家が流れてしまう可能性があるらしい。それを避けるためトヨタは日本で再度コンペティションライセンスを取得し、正式に日本チームとして登録してもらえるよう調整中らしい。
サーキットの中ではいい仕事するのに外に出たらこの体たらく。日本人としては素直に喜べないものがあるね(笑)