- トヨタの表彰台、レッドブルの躍進、そしてフェラーリが沈む。いずれもシーズン開幕前には予想できなかった。
- 昨年と比べたらBARとトヨタ、ザウバーとレッドブルが入れ替わったような感じか?フェラーリについては2003年の序盤はまだまだこんなものじゃなかったので。F2005投入後もこんな順位だったら心配することにしよう。
- 開幕戦でトヨタのドライバー、関係者共にセッティングミスだから心配ないと楽観的なコメント。その言葉をマレーシアで証明した形になった。地上波で森脇さんが言っていたように2005年はトヨタにとって準備の年で本命は2006年だと私も思っていたので、トゥルーリの2着にはびっくり。結果を出したのがトゥルーリなので片山右京氏がblogでさぞ喜ぶだろう(笑)準備段階でこれなら本命の2006年はすごいことになるかもしれない。
- ウィリアムズ、マクラーレンもそこそこ速いが、現段階でルノーは突出している。ブリアトーレとしてはフェラーリが調子を戻さないうちに逃げて差を広げておきたいところだろう。しきりに「早く新車を投入すべきだ」「でも予定を前倒しして投入してくればフェラーリが焦っているということ」と揺さぶりコメントを発しているのもその一環か。
- BARは2台ともエンジントラブルでリタイア。次戦も環境の厳しいバーレーンだから新エンジン使えるのはよかったんじゃない(投げやり)
今回も新エンジン使って真っ先に壊れてるからあまり意味ないと思うけど - ライコネンは2戦続けてのトラブル。モントーヤは全然見せ場のない4位。なんか詰めが甘いマクラーレン。
- マクラーレンより順位は下だったものの、フェラーリをオーバーテイクするなど見せ場たっぷりだったレッドブル。現時点で(後ろにフェラーリ、ウィリアムズが1点差、マクラーレンが2点差で控えているとはいえ)選手権3位!なぜフォードが支援するジャガー時代にこれができなかったのか?それはジャガー首脳陣が(以下略)
- 残り23周?あたりでウェーバー、ラルフ、ハイドフェルドによって演じられたバトルは面白かった。マレーシアGPのベストシーンだと思う。
- フィジケラはいただけなかった。ウェーバーを巻き込んでリタイア・・・レース後のコメントでは両者共に相手を非難しているが、スチュワードはフィジケラに警告の裁定を下した。
- ヴィルヌーヴが1コーナーでスピンしグラベルに突っ込みリタイア。その挙動のおかしさからマシンに変調があったのでは?と思われたが、どうやらヴィルヌーヴのミスだったらしい。「OKジャック、そこで君にできることは何もないよ」と無線で言われる訳だ。2年契約だけどやばいよジャック・・・
- 地上波のアナウンサーはイマイチ。F1について詳しいんだろうけどなんか鼻持ちならない感じ(というか私の癇に障る)
決勝結果
1 5 アロンソ ルノー M 1h31'33"736 203.408 Km/h
2 16 トゥルーリ トヨタ M + 0'24"327 202.511 Km/h
3 8 ハイドフェルド ウィリアムズ・BMW M + 0'32"188 202.223 Km/h
4 10 モントーヤ マクラーレン・メルセデス M + 0'41"631 201.878 Km/h
5 17 ラルフ・シューマッハ トヨタ M + 0'51"854 201.506 Km/h
6 14 クルサード レッドブル・コスワース M + 1'12"543 200.757 Km/h
7 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ B + 1'19"988 200.489 Km/h
8 15 クリエン レッドブル・コスワース M + 1'20"835 200.458 Km/h
9 9 ライコネン マクラーレン・メルセデス M + 1'21"580 200.431 Km/h
10 12 マッサ ザウバー・ペトロナス M 1 lap
11 19 カーティケヤン ジョーダン・トヨタ B 2 lap
12 18 モンテイロ ジョーダン・トヨタ B 3 lap
13 21 アルバース ミナルディ・コスワース B 4 lap
14 2 バリチェロ フェラーリ B 7 lap
15 6 フィジケラ ルノー M 20 lap
16 7 ウェバー ウィリアムズ・BMW M 20 lap
17 11 ビルヌーブ ザウバー・ペトロナス M 30 lap
18 3 バトン BAR・ホンダ M 54 lap
19 4 デイビッドソン BAR・ホンダ M 54 lap
20 20 フリーザッハー ミナルディ・コスワース B 54 lap