こんなことわざわざ言わなくても

田中勝春騎手、G1・100連敗

 23日、東京競馬場で行われたオークス(G1・芝2400m)で、ウイングレット(牝3、美浦宗像義忠厩舎)に騎乗し7着に終わった田中勝春騎手(33、フリー)は、G1通算100連敗目を喫した。

 同騎手は、89年にデビュー。G1は92年安田記念ヤマニンゼファーで制している。重賞は今年の東京新聞杯(G3)、京王杯スプリングS(G2)をウインラディウス(牡6、美浦藤沢和雄厩舎)で制すなど、通算29勝を挙げている。

 G1制覇は92年安田記念の1勝で、それ以来の100連敗。この12年間の間、92年スプリンターズS(ヤマニンゼファー)、93年天皇賞・秋(セキテイリュウオー)、94年安田記念(トーワダーリン)、天皇賞・秋(セキテイリュウオー)、97年安田記念(ジェニュイン)、98年NHKマイルC(シンコウエドワード)、00年菊花賞(トーホウシデン)、01年スプリンターズS(メジロダーリング)、02年朝日杯フューチュリティS(サクラプレジデント)、03年皐月賞(サクラプレジデント)で2着が10回。00年安田記念(スティンガー4着)、01年朝日杯フューチュリティS(サクラプレジデント2着)の2レースで1番人気に推されていた。

 これだけG〓に乗っているのだから実力は評価されているのだろう。それでもなかなか勝てないのがG〓・・・