マレーシアGP決勝

1 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ B 1:31'07"490 204.384 Km/h
2 3 モントーヤ ウィリアムズ・BMW M + 0'05"022 204.197 Km/h
3 9 バトン BAR・ホンダ M + 0'11"568 203.953 Km/h
4 2 バリチェロ フェラーリ B + 0'13"616 203.877 Km/h
5 7 トゥルーリ ルノー M + 0'37"360 202.997 Km/h
6 5 クルサード マクラーレンメルセデス M + 0'53"098 202.418 Km/h
7 8 アロンソ ルノー M + 1'07"877 201.878 Km/h
8 12 マッサ ザウバーペトロナス B 1 lap
9 16 ダ・マッタ トヨタ M 1 lap
10 15 クレイン ジャガーコスワース M 1 lap
11 11 フィジケラ ザウバーペトロナス B 1 lap
12 17 パニス トヨタ M 1 lap
13 19 パンターノ ジョーダン・フォード B 2 lap
14 20 ブルーニ ミナルディコスワース B 3 lap
15 10 佐藤琢磨 BAR・ホンダ M 4 lap
16 21 バウムガルトナー ミナルディコスワース B 4 lap
17 6 ライコネン マクラーレンメルセデス M 16 lap
18 18 ハイドフェルド ジョーダン・フォード B 22 lap
19 4 ラルフ・シューマッハ ウィリアムズ・BMW M 29 lap
20 14 ウェバー ジャガーコスワース M 33 lap

 ウェーバーの好調は土曜まで。決勝はスタート失敗、ラルフとの接触、スピン、ドライブスルーペナルティと散々だった挙げ句リタイア。ペナルティはラルフとの接触によるものかピットレーンの速度違反によるものか不明(画面表示は速度違反)。
 佐藤琢磨はスタート直後11番手までポジションを上げるもスピン。その後猛然と追い上げ、2ストップ作戦にするなどして残り3週まで8位を走行。しかしエンジンブロー。新品のエンジンに乗せ換えたはずの琢磨のマシンが壊れるとは・・・信頼性に問題があったのか、琢磨の走りが無理をさせてしまったのか?
 その琢磨と並んで最後尾スタートだったアロンソ。彼も変則2ストップ作戦を採り7位入賞。アロンソと琢磨の比較は、ルノー対BARという意味でも、ドライバーの実力差という意味でも興味深かった。結果ルノーアロンソの圧勝。但し、BARのドライバーがバトンならこうはならなかったかもしれない。
 相変わらずテレビにあまり映らないフェラーリ(速すぎて)、ザウバー、ジョーダン(アクシデント絡みのみ)、トヨタミナルディ(遅すぎて)。

 シューマッハの強さは相変わらずだが、開幕戦ほど差がついているわけではないので面白くなってきた。マクラーレンも復調してきているようなので、5チーム10台が入賞圏内をかけて争うといった様相。下位チームにとっては上位3台以上がリタイアしなければポイントを獲れない厳しい展開になった。今回はマッサがリタイアの恩恵を受けた格好。

 地上波の変なシーン(というか実況アナ)

  1. マッチの「ウェーバーのペナルティはラルフと接触したからですかねえ」発言に対し、「そうですか。画面ではピットレーンの速度違反となっていたようですが」と全否定した。
  2. バトンがピットからコースに復帰する際、トゥルーリと激しくやり合った。その場面を「トゥルーリだー!バトンだー!トゥルーリだー!」と言い表した。ちゃんと実況しろよ・・・
  3. モントーヤの最後のピットストップを見て、「7.9秒と長いピットストップになりました」と言っていた。タイヤ交換だけの場合でも6秒はかかるので普通のタイムじゃないか?10秒以上かかるのなら長いというかもしれないが。