ジャパンカップダート

JCダート、米フリートストリートダンサーが制す
29日、東京競馬場で行われた、第4回ジャパンCダート(国際G1、ダート2100m)は、11番人気のフリートストリートダンサー(米国、セン5、オニール厩舎)が、圧倒的1番人気のアドマイヤドンをハナ差抑えて優勝(コート騎手騎乗)。勝ちタイムは2分9秒2でレコード(不良)。5馬身差の3着に追い込んだハギノハイグレイド。外国馬の優勝は4回目にして初めて。2番人気の3歳馬サイレントディールは7着。
レースではインの内を先行していたフリートストリートダンサーは、直線早めに抜け出した。いったんは外からアドマイヤドンに交わされながらも、しぶとく差し返して、ハナ差前に出たところがゴール。重賞初勝利を見事国際G1で果たした。
同馬は父Smart Strike、母Street Balletという血統。米国では重賞勝ちこそなかったものの、グッドウッドBCH(米G2)で後のBCクラシック勝ち馬プレザントリーパーフェクト Pleasantly Perfectに1/2馬身差の2着と、一線級に入って好成績を残していた。通算成績は23戦5勝。

ジャパンCダート、全着順
29日、東京競馬場で行われたジャパンCダート(国際G1・ダート2100m)の全着順は以下の通り。
1 5 フリートストリート 2:09:2 レコード
2 6 アドマイヤドン ハナ
3 9 ハギノハイグレイド 5
4 7 スターキングマン 1/2
5 13 ディーエスサンダー 3
6 16 シロキタゴッドラン クビ
7 8 サイレントディール 3 1/2
8 4 リージェントブラフ クビ
9 12 オウタヒア 3 1/2
10 10 ネームヴァリュー ハナ
11 1 カネツフルーヴ ハナ
12 14 ユートピア 2 1/2
13 15 ビッグウルフ 1/2
14 3 ノボトゥルー 1
15 11 グラスエイコウオー クビ
16 2 スマートボーイ 大差

 レコードってことは、クロフネのタイムよりも上なのか。しかも不良馬場で。
 白山大賞典2着のハギノハイグレイドは大一番でも3着。とても7歳馬とは思えない・・・