かなり足踏みしていたがようやく決まったらしい。西武が負けたことでダイエーの優勝は決まったらしいが、ダイエーもなんとか勝って優勝を決めた。13−10という実にダイエーらしい勝ち方で・・・
 日本シリーズは短期決戦で、初めて対戦するピッチャーばかりだから打線は今まで通りにいかないかもしれない。でも投手陣が比較的安定している阪神に対して、ダイエーの投手陣は・・・爆発力のある打線は健在でも、投手があまりにも点を取られる試合が今季のダイエーには目立つ。それをどうにかしないと、ワンサイドゲームになってしまうかも。

<9/28「田口日記」より抜粋>
さて、12年、12年と書いても、アメリカではまだルーキーの私。しかし、よくある「新人の洗礼」(妙な衣装を着せられるなど)も、特にやられる気配もなく過ごして参りましたが・・・最後の最後にやってきました。ある意味、衣装を着せられるタイプの洗礼のほうが、僕にとっては楽でした。

フェニックスからセントルイスへ戻るチャーター機の機内。若いピッチャーのジミー ・ジャーナルと僕に「歌え」命令が・・・。しかもマイクは緊急用のメガホンです。条件は「何か日本語で」「ロマンチックなものを」。ここで笑いを取れなければ関西人の魂が泣きます。僕は身体をいやらしくくねらせ、うっとりと目を閉じたまま、松山千春の「長い夜」を熱唱しました。「もういい」と言われてもなお、手を振りかざしながら熱唱しました。受けました。大笑いでした。大汗でした。これが、僕の2003年のフィナーレとなりました。大舞台でした。次は北島三郎の「まつり」を歌おうと思って、ネクタイを頭に巻きかけていただけに、アンコールがなかったのがちょっと不満です。

 田口って心の底から関西人なのねw