小泉首相>「朝日新聞抵抗勢力」 支持率低下記事に毒づく 

 「朝日新聞抵抗勢力になったのかな」――。小泉純一郎首相は22日、内閣支持率の低下を伝えた朝日新聞世論調査にこう毒づいた。首相は兼ねてから、経済政策や人事問題に関連し、「一部しか伝えない」「記者倫理はどうなっている」などとメディア批判を口にしてるが、特定の社名を挙げたのは「初めてではないか」(首相秘書官)という。

 首相は同日、記者団から「イラクへの自衛隊派遣に過半数が反対との報道がある」と問われたのに対し、「朝日新聞でしょ。朝日新聞面白いんだよ」とはぐらかし「支持率が下がると1面で、上がると(記事が)小さくなる」との理屈で「抵抗勢力」発言に及んだ。(毎日新聞)[7月22日21時47分更新]

 この人、自分の敵は全て抵抗勢力にするつもりらしい。