オーストリアGP

 オーストリアGPは、ミハエル・シューマッハにとってはいろんな意味で後々までついてまわることになるようだ。レース前もやはり昨年のチームオーダーについての質問が集中して辟易していたらしい。そういう意味では、どうやらここでのGP開催が今年限りになってしまうのは幸いといえるかもしれない。
 レースそのものはポールを取ったシューマッハが終始レースをリードする展開に。しかし波乱は1度目のピットストップで発生。バリチェロ、MSと相次いで給油のトラブル。MSのマシンは一時炎上し、消化剤で火を消し止めるほどだった。MSはそんなトラブルにも関わらずすぐレースに復帰した。どうやら給油口に問題があったようで、バリチェロ、MS共に10秒以上ロスしているが、結果は3位と優勝。やはり速さでは傑出している。

 それにしても、遂に地上波放送からF1に詳しい人が消えてしまった。一番詳しいのがマッチだなんて・・・やはりCS加入者促進へのフジTVの陰謀だろうか?