ブリヂストンの品質が高すぎてタイヤが長持ちしすぎてレースが退屈になってしまった反省から、あえて劣化しやすいタイヤをつくってくれと依頼されたピレリ。そういう経緯があったので、一概にブリヂストンと比較することはできないなあと今まで思っていた。
でもイギリスGPを観て考えが変わった。ピレリの仕事ぶりはブリヂストンの足元にも及ばない。
一部チームの不満を解消するためにタイヤの使用を変更したいとかなんとか言っていたが、実は構造上の欠陥があるのではないだろうか?
仕様変更による恩恵と不利を受けるチームが発生するので、シーズン途中のタイヤ仕様変更には反対だが、さすがに危険過ぎるので何らかの変更もやむなしかな。
一番良いのはサプライヤーを変更することな気もするが(笑)噂されているのがミシュランだからなあ。
タイヤトラブルで思い出されるのは2005年アメリカGP。10周もしないうちにタイヤがバーストするというトラブルを連発したミシュランは、ミシュランユーザーがまともなレースをするためにはシケインを増設しなければならない、などとふざけたことを言い出した。ミシュランユーザーもそれに乗っかり、主張が認められないとオープニングラップの途中でピットインしてレースをボイコット。
死亡事故が出たものを除けば、2005年アメリカGPは史上最低のレースだと私は思っている。以後それを演出したミシュランも大嫌いになり、ミシュランのタイヤは絶対に使わないと決めた(ついでに、なんとかガイドとやらも嫌いになったw)。
私の中では、ピレリミシュランに並んだかもしれない。
そして、ピレリの酷さに腹が立って、途中からレース観戦がおざなりになってしまった(苦笑)