レッドクリフ

  • 長かった。まさか2時間半もあるとは。赤壁へ向けての壮大な前振りといったところか。
  • 三国志好きの人がこの映画を観てどう思うのか興味深い。大笑いするのか、怒るのか、小バカにするのか、これはこれでありと許容できるのか。もし内容に納得いかない人がいるなら、この映画は世の中にごく少数いる三国志好きのためではなく、三国志に興味のない大多数のためにつくられた映画であると伝えてあげたい。
  • 登場人物に深みがないというか性格や行動が短絡的というか(特に曹操)。とはいえ掘り下げていったら前後編あわせて10時間を超えるのは必至。まあ主役は(おそらく)周瑜孔明なので、敢えて劉備曹操を魅力的に描く必要はなかったのかな。
  • クレジットによると関平や蒋幹が出てたらしいが、どこで出ていたのやら全く分からない。魏の武将は誰が誰やらさっぱり。とはいえ名前が分からなくても差し障りはなかった。
  • 小喬がなんかやらしかった。中国で大ヒットしたらしいけれども、差し替えとかあったのだろうか?それともこの程度なら検閲は入らないのだろうか?