朝青龍の微妙なコメント

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070326-00000017-spn-spo

 伏線はあった。白鵬琴欧洲を下した直後、結びの朝青龍が立ち合いに右に変わって千代大海をはたいた。負けられない一番とはいえ、まさかの変化が白鵬に動揺を与えた。育ての親、熊ケ谷親方(元前頭・竹葉山)は「横綱の(結びの)相撲が脳裏をよぎったのでは。逆にやられてしまう気持ちがあったのでは」とかばったが、何とも後味の悪い結末となった。
 支度部屋に引き揚げてきた朝青龍は「まあ、あんなもんだろう」と吐き捨てると、テーピングを床に叩きつけた。整髪中は、自らの変化を棚に上げて「精いっぱいやってほしかった。上を目指す人間があれでいいのか」と怒りもにじませた。さすがにバツが悪かったのか「負けは負け。2敗からここまで頑張ったしな。優勝したのと同じ気分」と淡々と続けた。

 自爆気味なコメント。なら上に立つ人間があれでいいのか?