初だけど2度目

http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=12711&category=C

ドバイシーマクラシックハーツクライ逃げて圧勝!

 現地時間25日、首・ナドアルシバ競馬場で行われたドバイシーマクラシック(首G1・芝2400m)は、C.ルメール騎手騎乗のハーツクライ(牡5、栗東橋口弘次郎厩舎)が、スタートから先頭に立ち、直線に入っても脚色は衰えず、コリアーヒル Collier Hillに4.1/4馬身差をつけて圧勝した。さらに1.1/4馬身差の3着にはファルスタッフ Falstaffが入った。

 勝ったハーツクライは、父サンデーサイレンス、母は新潟大賞典新潟記念(共にGIII)などJRA・9勝を挙げたアイリッシュダンス(その父トニービン)という血統。全兄にJRA現6勝のアグネスシラヌイ(牡8、栗東長浜博之厩舎)がいる。04年1月のデビュー戦(京都・芝2000m)で初勝利。04年日本ダービー、05年宝塚記念、05年ジャパンC(全てGI)では、いずれも2着に好走し、前走の有馬記念(GI)ではディープインパクトを破ってGI初制覇を成し遂げていた。通算成績は17戦5勝(重賞3勝)。

 日本調教馬の首G1制覇は初で、シーマクラシックは01年ステイゴールド以来2度目。また、管理する橋口弘次郎調教師は、ゴドルフィンマイル(首G2)のユートピアに続き、管理馬2戦2勝の快挙を成し遂げた。

 ステイゴールドが勝ったときはG2だったわけで。でもレース後、あのデットーリ*1がかつてないほど険しい顔をして悔しがったらしい。そして「(ステイゴールドの出走レースの多くで勝利している)テイエムオペラオーとはどんな馬だ?」と海外のマスコミが興味を持ったとのこと。

*1:当時の芝中距離で世界最強だったファンタスティックライトに騎乗していた