ストーミーカフェが逃げタップダンスシチーが二番手に控える展開。4コーナー回ってダンスインザムードが先頭に立ち、馬場中央をゼンノロブロイが抜け出す。そのままダンスインザムードを交わしたものの、内々を通ったヘヴンリーロマンスが強襲し頭差で優勝。勝ちタイムは2分0秒1、最後の3ハロンが33秒台と完全に上がりの競馬。
ヘヴンリーロマンスが牝馬として8年ぶりの天皇賞制覇。たぶん天皇家馬券だとか言い出す人がいるんだろうな(笑)
鞍上の松永幹夫騎手はウイニングランでゆっくりと場内を一周し、正面スタンド前で観覧した天皇・皇后に深々と一礼した。2000年エリザベス女王杯のファレノプシス以来5年ぶり、牝馬限定GⅠ以外では初のGⅠ勝利とあって嬉しそうだった。
ちなみに上がり3ハロンタイムの順位 ※()は着順