星稜・山下氏が監督退く
ヤンキース松井育てる
高校野球の石川・星稜高監督で米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜選手らを育てた山下智茂氏（６０）が監督を退いたことが１日、分かった。今後も総監督として指導を続けるという。同日午後に記者会見し発表する。山下氏は１９６７年に同校監督に就任。「野球を通じての人間形成」を信条に春１１度、夏１４度、甲子園大会に導くなど同校を強豪校に育て上げた。７９年夏の箕島高（和歌山）との延長１８回の激闘や、９２年夏に主砲の松井選手が５打席連続敬遠されて敗れた明徳義塾高（高知）戦など高校野球史に残る試合を指揮した。
９５年夏には準優勝を果たし甲子園大会で通算２２勝を挙げた。教え子は松井選手のほか小松辰雄さん（元中日）や村松有人選手（オリックス）らがいる。
特に夏の大会で。今年の春の選抜に出場できたのを区切りとしたのかな。
