■ドバイミレニアム弟に偽造疑惑
オーストラリアの「スタッド・ブック」の管理者マイケル・フォード氏によると、エバーグリーン・ロッジに種牡馬として繋養されるためにイギリスから輸入されたドバイエクセレンス Dubai Excellence(牡6、父highest honor)が、先週初めに行われた血液検査の結果、違う馬であることが明らかになった。
ドバイエクセレンスは、2000年のドバイWC(首G1)を制するなど、通算10戦9勝をあげて種牡馬入りしたドバイミレニアム Dubai Millennium(父Seeking the Gold、2001年グラスシックネスにより死亡)の半弟にあたる馬で、現役時代は1戦1勝。今シーズンはすでに80頭の1年株が売却されていた。
現在、エバーグリーン・ロッジで繋養されている馬は一体誰なのか、そして本当のドバイエクセレンスはどこにいるのか?フォード氏は今後、イギリスのウェザビー社に協力を求めて馬の行方を探すとコメントしている。
日本で例えるなら“ビワタケヒデが実は全然別の馬だった”ということになるのかな。
しかし悪いこと考える奴がいるもんだ。